12/04/2012

2012年宮崎の秋・旅の終りに

11月4日から宮崎にやってきた。約一ヶ月、日向の秋を堪能しました。愈々12月1日(土)に日向を発ち尾張へ・・温暖な日向のこの紅葉も、間もなく木枯らしに舞うことになりますね。
 お土産用に豆を曳きました。2~3日天日干しにしたので、枝ごとビニールシートに包んで踏みつけると「大豆」が飛び出してきます。
 晩生のコミカンです。ちょっと小振りながら甘酸っぱく果汁たっぷり・・正月の鏡餅に乗せるのに丁度いい大きさ。
 柚子が大木に育ちすぎ、フォークリフトに乗らないと届きません。一つもぎ取ると、あの柑橘独特の香り・・特製ユズコショウの材料に沢山採りました~

11月30日(金)縁あってフランス料理のフルコースをランチで頂くことになった。それは調理学校の実践授業で、校内の模擬レストラン(と云っても本格的)が全て生徒の手によって運営されていた・・


 デザートはパティシエを目指す生徒の作とのことだった・・

この鮎は西米良の天然もの。フレンチのランチに続いて、その夜は宮崎最後の大晩餐会・・山海の珍味満載のマンガンゼンセキ状態だった・・画像多数につき、その中の一品を代表として載せておくことにした。
兄弟姉妹集合で楽しい団欒がつづき・・また来年の再会を約束した。

これもお土産の自家製コンニャク。蒟蒻芋を茹で、擂り潰し、錬り、灰汁を加えて・・
 茹で・・
 冷水に晒して、完成~!刺身蒟蒻美味いです。

12月1日(土)宮崎発午前9時05分・・約4時間で関門海峡の九州側、めかりSAに到着。
関門橋の側面が修復工事中だった。
 ここで何時も注文するのが、このフグ天うどん・・ひと時の休憩、関門大橋を渡り本州に入る。

広島県尾道近辺で、日が西に傾き始めた。ちょっと茶色っぽい山陽路、信州の錦秋とはちょっと違う色合い・・これは自生植物、植生の違いと推察。
 山陽道を走ると、意外にトンネルの多いのに気がつく・・日向~尾張の中間地点、安芸宮島SAで給油・・その後、権現湖PAで軽くラーメンの夕食をとった。

尾張到着は午後9時10分。日向を発って12時間05後だった。今回の旅、全走行距離3103km、全行程の平均時速61km/h、平均燃費20.8km/lであった。
自宅到着時の情報パネルを撮影~

11/26/2012

師走近づく

23日(金)からの3連休を利用して、熊本在住の甥っ子家族5名が帰ってきました。宮崎にいる姪っ子家族も合流~で、普段静かな家が一挙に賑やかになりました。
写真の柿は渋柿、かじっても渋いだけですが・・
 皮をむき、軒下に吊るして2週間ほど・・
 こんな感じになったら食べごろ・・干せば干すほどに甘く硬くなりますが、生乾き状態の半熟干し柿も既に甘さ充分で美味いです・・

庭の片隅のヘチマ棚に長~いやつが取り残されていた。若いヘチマは宮崎でも野菜として使われますが、これを見ると、沖縄のマーベラチャンプルーをつい思い出します。こうなったら固過ぎで最早食べられず、タワシの代用品として使うしかありません。

24日(土)風ビュービューの中ですが、午前11時に堀切峠近くの港から出漁~連休中とあって、港の防波堤には多くの釣り人の姿がありました・・
 承知なれど風強く沖に出られず、知り合いの船も岸から1キロ内にいた。山かげの風裏でも大きなウネリがあり~ちょっと苦戦の釣りになりましたが・・
こんなサイズ、ちょっと小振りのグレが頻繁にあたり・・結構な引きを楽しませてくれました・・
 そんな中、ときどき・・強烈アタリでぶっち切られ発生~船長曰く、イシダイじゃなかかね~!?
そげんこつ4~5発に一回とるっば、よか~!っとのことでした。イッパツもとれませんでした^^;~。
これは三の字。親戚のお兄ちゃんが掛けた和名ニザダイ、タイと云ってもウロコなし。で、カワハギに近い感じ、刺身にしたら透明感のある白身でカワハギやフグみたいでした。
こっちは正真正銘のホンカワハギ。肝を醤油で解きほぐし、その刺身は超美味・・流石なり~^^~
ぐっぐっ~と重くなりあがったものは・・ウミウシでなくナマコでもなし。これソフトコーラルの仲間かな~!?
 宮崎はいま午後5時ごのろ日没。夕日の中であがってきたのはイスズミだった・・
 PM5時18分、最後の一投できたカサゴ。これは即刻海へお帰りいただきました・・そして、帰港。

 24日(土)夜。甥&姪っ子家族大集合にて、いつもにも増しての大宴会~^^~
これ、甥っ子のお土産、熊本名物の極上馬刺しです。今夜もテーブルの上は山海の珍味で満漢全席状態~迷い箸どころか、目が迷う~^^;~

25日(日)みんなでXmas&正月飾り教室開催しました・・
青竹の台は手づくりです。繁殖力旺盛で、庭の防風林になっている蓬莱竹。干支をあしらって完成~!これ、簡単に作れるので意外に大好評でした^^~
 あ~どんどん師走が近づいてくるな~竜宮城にいると、時の経つのを忘れてしまいます・・
11月中には現実の世界に戻らないといけません・・!?

11/21/2012

日向灘夜釣り

11月20日(火)晴れ。
「釣り行かんね?」と義弟よりTEL。標準語では「釣りに行こうか?」と、誘われ断わる理由などなし。「即答OK!」で日南海岸の磯釣りにいってきました。
あの登山の、全身筋肉痛が未だちょっと残ってはいるものの、釣りに行ったら風邪でも治る~と、昔から信じていますので・・^^;~

鵜戸神宮の鳥居をくぐり、坂道を途中まで上ったところに車を止めた。今まで登ってきた分だけ、今度は自分の足で海岸まで降りなければなりません。

日向灘を航行する船の目じるしの灯台です。日本でもここだけにしかない「石灯籠型」。断崖を降りてこの灯台の直下で竿を出しました。

垂直に近い崖を降りると、こんな奇妙な岩場だった。砂丘の風紋みたいですが砂岩の表面です。風雨や波浪で削られた為ではないかと・・

ここの地層は、堀切峠の様な洗濯岩状ではなく、柔らかな砂岩がむき出しになっている。

沖に自衛艦が展開し、演習中の様子だった。昨年も同じ光景をみたので恒例になっているのかも・・
これ、どこかの国なら軍事スパイになりますね・・!?

釣り場はこんな岩場・・かなり足元が悪く、歩くのにも難儀します・・

あたりが暗闇につつまれました・・この後、満天の星が天空一面に。カシオペアや冬の星座の代表格、オリオンも南の空に現れました。

一発目、あがってきたのは良型マアジ。美味そうな刺し身サイズでした。

サバもきましたよ・・手前に引き寄せると右に左に動き回るのがサバの特徴~顔を見る前からサバと分かります^^~

日没の5時半~8時半まで、3時間の釣果は↓の通り。サバ1匹とマアジが8匹でした。
この魚たちは、タタキ、酢ジメなどに。翌日の夕飯に大変美味しくいただきました。

11/20/2012

霧島の秋

都城盆地のどこからでも、霊峰高千穂の峰を仰ぎ見ることができる・・
麓一帯の紅葉が奇麗のはず、と見物を兼ねて温泉に行ってきました。霧島神宮前の道沿いも秋の装いが進んでいた。

霧島一帯では至るところから温泉が噴き出しています。もうもうと立ちあがる蒸気に硫黄の匂いも辺り一面に漂っている。

昼飯前にひとっ風呂・・と、今年の夏、一年半ぶりに再開されたとの新湯温泉へ行ってきました。あの新燃岳噴火で道路が閉鎖され、昨年は近づくことさえ出来なかったので2年ぶりになります。
ここら辺は、噴石が激しく飛んだんだろうと思います。屋根の修理や建物のペンキ塗り、看板も新しく書き直してありました。

防災サイレンが新規に設置され、こんな注意書きも掲げてありました・・

滔々と流れ落ちる温泉は、以前と変わっていませんでした。ちょっと熱めで、なんと云っても硫黄の匂いがぷ~ん・・がいいでね~

今の新燃岳です。白い煙がちょっとだけ・・
あの大噴火と違って穏やかな山です。けど、宮崎のTVでは、LIVEカメラで新燃岳の現況を映したり、風向きや風速、噴火の際に関しての注意事項を毎日放送しています。

霧島の林間道路沿いにある水汲み場です。美味しい水が評判で、いつも行列が出来ていた場所です。それが何と、断水のお知らせが・・噴火の影響が未だに残っていました。

温泉に浸かって、さて腹ごしらえ・・
霧島山麓の、地元ではちょっとした有名蕎麦屋へ。その店先にカボチャが一つ、秋の陽射しを浴びて・・美味そうに横たわっていました~

かけ蕎麦定食で、赤米のご飯もついてきました。蕎麦は勿論、手打ち。奥の部屋で大将がもくもくと打っていました。

店内にあった薪ストーブ。その上で、シイタケを2段重ねにして乾燥させていた。こんなパフォーマンスも人気の秘訣かもね・・

霧島に来ると、必ず立ち寄る高千穂牧場。
ここのソフトクリームは抜群なる美味~!この日も、広大な駐車場が満車状態だった。向こうの山は、右が高千穂の峰、左が新燃岳です。

宮崎の秋はこんな感じ・・銀杏の大樹が黄金色になっています。