7/06/2015

2015年夏・沖縄_16(ついついヤンバル)

7月4日(土)晴れ時々曇り。

タナボタのヤンバルへ。
Nさんが例のヤンバル湧水を汲みに行くとのこと。で、宿でピックUPしてもらい
またまたのヤンバルへ向かう。
前方に暗雲が立ち込めている。これが沖縄名物(馬の背を分ける)と云うスコールだ。
縦方向が雨。
 と思う間もなく、猛烈なスコールに突っ込む。
 と、間もなく晴れ間がのぞく。津波小学校前を通過。
右へ行くと、太平洋岸の国頭郡東村へ。山越えの横断、僅か9kmで東シナ海から太平洋に至る。
 これは大宜味村唯一と云う十字路交差点。
東シナ海の海岸線に細長く続く大宜味村は、陸側がヤンバルの森。
つまり、海側に陸地なし。で、全てT字路だったのだ。
近年になって、海側(左)に埋立地が出来たため、この十字交差点が必要になったと云う。
でも、信号のない交差点だった。
 ヤンバルに入り、沖縄電力の風力発電所へ。
低周波の不気味な唸りをあげてプロペラが回っていた。
 ヤンバルの里の原風景。
 スズメウリが茂みの中から顔を出していた。
Nさんが連れてってくれたのは、観光地の一つ茅打ちバンタ。 
と、その由来。 
 ハマサルトリイバラの実が未だ青かった。
 その絶壁からの眺め。
 ナンヨウスギの異様な姿があった。
大らかに枝を展開するのが、この木本来の樹勢なのだが。
この断崖のてっぺんでは、本当の姿になりえない。度重なる台風の所為だと思う。
その脇のデイゴは沖縄の県花。
在来種はさすがに打たれ強いですね。逞しく育っている。 
 次に、沖縄最北端・辺戸岬に立った。
40年ぶりくらいだろうか・・その自然の景色には見覚えあり。
 ただし、これにはちょっとビックリ!
辺戸岬に隣接の展望台と云うのだが、景観上どうかと思うけどね。
観光客の見つめる約20km先に、鹿児島県・与論島が見える。
絶壁の下はサンゴ礁の海。ウミガメが悠然と泳いでいった。 
 岬にはソテツが多く見られる。
ただ、このソテツを食べるのがクロマダラソテツシジミと云う蝶の幼虫。
新芽と云ってもかなり硬いはず。で、その食害の跡とのこと。
 辺戸岬から転進、再びヤンバルの水汲み場へやってきた。
20Lポリタンク5本分を頂いた。志しはきょうも5円^^~土曜日とあって、Nさんの知人など
何組かに出会った。
この側溝がヤンバル仕様。
誤って落ちた小動物が、脱出できるようにスロープがついている。
 ヤンバルの自然には何時も癒される。
いつ来ても素晴らしいと思う。ヘゴの幹にに着生したタニワタリに見とれた。
宿に帰着。
先日の情報どおり、前の海岸にも産卵場所があった。孵化は産卵後60日だそうだ。
あと4~5日で子ガメが顔をだす。
見られるかな~!? 
宿の駐車場脇で見た石敢當(いしがんとう)。魔除けの風習で中国発祥。
直進しかできない魔物が、丁字路や三叉路で突き当り侵入を防ぐためと云われている。
台風9、10、11号が沖縄に接近中!
2015年沖縄の旅(つづく)

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