7/08/2015

2015年夏・沖縄_19(投網漁)

7月7日(火)晴れ。

台風9号が接近中。
明後日(木)が一番近づく予報になっている。
9~10日にかけて沖縄便の発着に、遅延や欠航などの影響が心配される報道も。
きょうの午後、
今回の沖縄滞在で、たぶん最後になる買出しで名護へ向かう。
途中、許田の海岸からサンゴ礁を撮った。
嵐の前の静けさとはこのこと、穏やかな海と青い空。
 最初で最後と思うコーヒー&ケーキのセット。3Aスーパー内のコーヒーショップにて。
マンゴーのソースがお洒落で美味かった。
 今日も又、前の丘の上にもう一体の坐像が見えてきた。
瞑想に耽る高僧か、いや若しかしてお釈迦さんの姿かもしれない。
それは、あの仙人と向かい合い、禅問答をしている様にも見える。 
真ん中に、立ち昇る香もあり。
ついでの話し、
前に掲載した太目の"タツノオトシゴ"ですが、猪八戒に訂正します。
おもしろいキャラのリュウキュウマツが並ぶ、 その丘の真下に位置するのが、
オバアの家。
鉄筋2階建ての立派な邸宅で、門柱の上に沖縄ではよく見かけるシーサーが鎮座する。
反対側には、口を閉じたもう一体があり一対を為している。
 今日はこのお屋敷の主、Aさんに投網(とあみ)漁にお誘いをいただいた。
PM5時半、約束の時間にAさんが役所勤めから帰宅。直後、
車に同乗させていただき、海に向かった。
58号線沿い、恩納村のとある海岸。どこからともなく、あのウミカメ博士のGさんが
カメさんの様に、ひょっこり現れたではありませんか。
 Gさんはその後、ずーっと一緒。
その間、この前の続きの話しをいろいろ伺うことができました。ラッキーな再会だった。

石がゴロゴロの場所では、投網の効率が半減するらしい。
それは、石の間から獲物に逃げられてしまうことになるからですね。
フィッシュイーターに追い詰められて、小魚は海岸の浅瀬に集まるとのこと。
それを頂くわけだから、小魚にとって一番の天敵は人間、と云えなくもないですね。
されど、
子どもたちにカルシュームは必要、とAさん。
 当然、獲った魚は有難く頂く。
細長いのはトウゴロウイワシ。ちょっと平たいのがアジ。
とくに、トウゴロウイワシはイワシ類で一番の美味とのこと。
Aさんの華麗な投網さばきを分解写真で撮らせていただいた。
中間の画像を省略、最後に「エイッ!」
で、結果はこの通り。丸ぁ~るく拡がるのが理想の形。
2度ほど挑戦させてもらったものの、直ぐにモノになる筈もなし~だったです^^;~
Gさんは、カメだけではありませんでした。沖縄の海のこと、全てに詳しい。
これ、ミナミコメツキガニ。
これ、スナホリガニ・・と、次々名前が飛び出す。けっこう珍しい種らしい。
Gさん(赤いバケツ)には、きょうもいろいろ教えて頂きました。
これはゴンズイ球。
ちょっと刺激が加わると、さーっと拡散し又球になる。
きょうの漁は不調とのこと。
潮や時合いは勿論、自然との関わりは何でも、何時でも、何処でも同じと思う。
それでも、ひと網に数匹づつ。
いちばん美味しいと云うトウゴロウが掛かった。
きょうも夕日が奇麗。
波打ち際にハマグリがいる、と。
ビーチサンダルを使い、砂を掻き分けてハマグリを探す。
これ、アサリじゃ~ないですか!?
沖縄では、アサリ(のような貝)をハマグリと呼ぶらしい。
そう云えば、浜の栗のような気がしないでもないですね。
きょうの獲ものを全部頂きました。
フライが美味しいとのことにて、下準備と軽く塩をしてからとりあえず冷蔵庫へ。
残りあと一週間。ついに"帰りたくない症候群"発症~
2015年夏・沖縄の旅(つづく)

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