6/29/2016

高雄から日月潭へ

6月28日(火)晴れ。

きょう一日は移動の日だった。
次の目的地として、
高雄に2晩泊まっている間に考えたのが、下記の3コースだった。
①南端から台東へ回り、東海岸を北上し花蓮から台北に入るコース。
②高雄からそのまま西海岸を北上、嘉義から阿里山を目指す。
③高雄から台中まで戻って、日月潭へ行く。

①は、TVニュースが台東での猛烈な暑さを伝えていた。
②は、ホテル予約サイトを検索すると、あったのは超高級のみ。
と云うことで、結局③番に決めた。
高雄は暑かったし、次は涼しいところがいい・・っと、昨夜、湖畔のホテルをWEB予約した。
台中へは高鐵が一番早いけど、やっぱりローカルバスの旅を選択。取り敢えず、台鉄・高雄駅前のバスターミナルへ行くことにした。
国光客運チケット売り場で、午前9時40分発・台中行を購入。
数あるバス会社の中で、路線網トップは国光客運と思う。
料金は240元だった。
凡そ3時間半、台中の街が見えてきた。
で、台鉄・台中駅前着。途中、沿線から見えたもの・・バナナやサトウキビ畑。池から水が吹きあがっているのはたぶん海老の養殖、池の周りに無数の鳥が見えたのは、多分アヒルの養殖。
台湾の高速道路に料金所がない・・どうして!?と思い調べると、3年前に廃止していた。最初の20kmは無料、その後1km毎に0.9元が道路上のシステムが読取って課金する。100キロで300円、1000キロで3000円。いいな~!
これにより年間7000万Lの燃料や、その他、膨大な人件費などが節約される、と。
ニッポン見習うべし。
台中に着いたものの、日月潭行きのバス停を探すのに一苦労があった。
やっぱり言葉の壁。
スーツケースをゴロゴロやりながら、やっとたどり着いた。
南投客運と云う、日月潭行きのバス会社が見つかった。午後1時50分発に乗る。
その前に、バス会社横の店でランチ。ビーフンと・・
こっちは麺。
すると、隣のジイ様に日本語でニコニコ話しかけられた。
台湾で、最初の日本語に出会った。小学校3年生までは日本語だった・・で、今もちょっと話せる、と。83歳、たいへん元気で若く見えました~
バスは定刻に出た。最初は5人ほどのお客だったけど、ここへ寄ったら満席になった。
高速道路を暫く走ると、山間いに入った。ジャングルを拓いたビンロウの畑が点在。


途中、埔里(PULI)と云う、スタバやセブンイレブンもありのチョッとした町を通った。間もなく日月潭の標識、出発から2時間近くかかって到着した。
そこからが又々大変だった^^;~バス終点にTAXIがいない。
遠くに黄色い(台湾のタクシーは黄色)のが5~6台見えるぞ~!っと、それは全部ブッキングのもの。その運ちゃんに(もちろん筆談で)ホテルの名前を云ったら「知らないな~?」「え、え、え~っ!」ネミミにミズだー!
ところが、その人が大変親切。で、早速スマホ取り出して調べてくれた。そのホテルは湖の向こう側の、伊達邵(I TA THAO)にあると分かったのだ。若しTAXIが見つかっても湖に沿った山道は遠く、モノすご~い料金がかかるらしい。例によって筆談と手振りで、奨められたのがこの船。運ちゃんに「謝謝!」
この船、たぶん遊覧観光船と思う。
と云うのも、若いお兄ちゃんが、あちこっち指を差しマイクの大声で説明している。ただし、チンプンカンプン^^;~何のことやらさっぱりだった。
船のスタッフに何とか聞き出した、この桟橋で降りることにした。
降りてからは楽ちんだった。ホテルの看板があったー!!
桟橋通りにみやげもの屋が並ぶ、いわゆる観光地の雰囲気。
フクロウのロゴのチェリーと云う名のホテル。
ここの通りを歩いてもフクロウがやたら目につく・・漢字では「猫頭鷹」と書くようだ。
ひと息入れてから湖畔に行くと人だかりが・・地元の釣り人が3名ほど竿を出していた。
エサは緑色、毛髪の様な長~い藻だった。次々ティラピアをあげていた。
釣り見物のあと、夕食。中華の店で頼んだのは野菜炒め。
と、ブラックバスの煮つけ。熱々のホットプレートは美味かった。
完食です~^^~
散策しながらの帰り道、琉球犬の様な風情のワンコがいた。毛並みはそっくりだけど・・!?
日月潭は、英語でSUN MOON LAKEと表記されていた。
その形が日と月を合わせた様に見えるから。その湖畔の一つの集落が伊達邵(I TA THAO)
2016年夏/台湾の旅。
(つづく)

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