5/30/2017

アダン筆を作った

5月30日(火)曇り時々晴れ。

きょは朝からのんびりの日。
昨年、Sさんから教わったアダンの筆作りを今年もやってみた。

沖縄の海岸線の至るところに、アダンの原生林がある。前の浜にも陸側の山すそにも、こんな風にアダンが繁茂している
アダンは別名タコノキと云われるように、タコ足のような気根を伸ばす。なんでも琉球王朝時代から伝わると云う「あだん筆」なるものがあり、今でも子供たちの夏休み工作に人気があるらしい。
  気根の太さは様々。中でも細めのものを採ってきた。
 皮を剥ぎとると、中は細い繊維質がびっしり詰まっている。製作道具は百均のハサミ、カッター・・
そして、このカナヅチも百均。繊維を叩き、水に浸け又叩く・・ 
数回繰り返すと「筆」らしくなってきた。 
 ついでに、細めの筆にも挑戦・・
 繊維の状態はこんな感じで、叩くほどに柔らかくなる。
柔らかい、と云っても市販の「毛筆」の様に仕上げるのは、ちょっと無理ですが・・
 
去年は筆づくりのみ。
今年は余裕で習字に挑戦した。百均の墨汁と習字紙にて。思い起こせば、小学校の夏休みの宿題で書いて以来かな~^^;~!?勿論、毛筆の心得などない。いい加減な「書」を、「記念」のため載せておくことにした。
2017年夏・沖縄の旅(つづく)

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