23日(水)。今回の旅、KKの最終プログラムでGAYA島のトレッキングに行ってきました。お世話になったのは、いつものSeaQuest、Natalieです。最後まで読んで、第5回(最終)クイズの回答もお願いします。ステラハーバーのJetty(桟橋)には、熱帯魚が群れていて、パンを投げると海の中は大騒ぎになります。

GAYAに向かう海の上から眺めたキナバル山。4000mを越える山ですが、雪をかぶることはありません。全貌が見えるのは朝だけ、、日が昇ると間もなく雲に隠れてしまいます。

島に上陸し、約一時間のジャングルトレックに出発しました。コースは整備されていて、危険を感じることはありませんでした。

トレックコースは、時々ジャングルが開いて島影が望めます。左の小さい方はマヌティク島、右はBBQランチのマヌカン島です。

低地に至ると、やっぱりマングローブ林になります。マングローブの樹木は、固体内に水分と一緒に当然ながら塩分も取り込まれてしまいます。塩水の中で何故生存出来るのか!?それは塩分を葉っぱに、それも最下部の葉に蓄積し、臨界に達すると、黄色くなって自ら落葉させます。ジャングルでの生存競争を嫌い、海に進出した樹木が大変巧い仕組みを身につけたものですね。

熱帯雨林特有の巨木が、真っ直ぐ天に伸びていました。ツル性植物も多く見られます。沖縄で見られるマメ科のモダマもありました。


トレックコースを横断して「蟻」の行列が・・蟻の巣も近くにありました。


この長いのはラタン。藤家具を作る材料ですね。ヤシが光を求めてこんな姿に進化した結果です。親のヤシはジャングルの下、そこからこんなシュートがどんどん伸びて、天まで届くほどになる訳です。

これはクジャクヤシに近い種類でした。いっぱい実をつけていましたが毒性とのことです。

ジャングルの新しい芽吹き。この幼木が大木になる確率に関心がありますが・・・こればっかりは確かめようがありませんね。

再び海岸に戻ると、こんな穴がボコボコ開いていました。ヤドカリの穴とのことですが、姿は確認できませんでした。

海岸から見たGAYA島です。全容を写せませんでしたが細長い形の島だから、見る位置によって大きさが変わります。

再びBBQランチのマヌカン島に上陸しました。先回はパスした事実ですが、ここにも戦争の痕跡が展示してあります。この島の周辺から引き上げたそうです。説明に“日本軍”とは書いてありませんが、明らかにそれと分かります。ここには、韓国、中国などから多くの観光客がやって来ています。こんな楽園の島で、あの歴史を又、彼らに思い出させてしまう「モノ」です。

その爆弾の近くに植わっていた植物です。この果実、ほんと、手榴弾にそっくりですね・・日本でも「知る人ぞ知る」有益植物です。
ここで
第5回クイズの問題です。この果実の名前を、ズバリ答えてください。尚、今回のクイズが最終回となりますので、正解の方に☆六つを先着優先で差し上げます。