風薫る五月

５月８日（水）晴れ。

令和の五月。

爽やかな風を薫風と云う。

新緑を揺らす風は、まさしく匂い立つような。

この時季、雑草に紛れて咲くニワゼキショウは

なんとも可愛らしく、その出現を毎年
楽しみにしている。

同じくして、か細い茎に青紫の小花をつける

マツバウンランも見参する。

 これはベランダに咲くクレマチス。

プランターで育てているが、ちょっと変わった
品種と思う。

５月４日のこと、彼の国が又々“飛翔体”を発射したとか。
賑々しいニュースになった。

 時を同じくして、

旅客機が３機、申し合わせたかのように

平壌上空を通過してちょっと驚いた。

と云うのも、

通常、平壌どころかN.K.上空を民間機が
飛ぶことはないから。

連続する３機の中央（赤）は、
ボストンから仁川行きのコーリアンエア。

その前の機はトロントから仁川行きの

エアカナダ。

最後尾はデトロイト発のデルタ航空機。

３８度線北側での加・韓・米３機の揃い踏みは

大変珍しい状況と思う。

更に、 ３機とは関連なしの

北京発高麗航空機（ロシア製/赤）が黄海上を

平壌に向け降下中だった。

この画像は、５月６日セントレア→那覇行きの
スカイマーク＝JS152便。

志摩半島を太平洋に出る寸前にUターン。

 セントレアに戻ってきた。

何かの事情がなければ、引き返すことはない筈。

後刻、フライトレーダーを検索したら

凡そ一時間後に那覇に向け飛び立っていた。

これらは、
暇なときいつも楽しんでいる無料アプリの情報。

何てことないけど、眺めていると「夢」が

膨らむ気分にさせてくれる。

令和元年

令和元年５月１日（水）曇り時々雨。

「元号が改まり、きょうから令和」

昨日の昭和天皇の退位から、

今日の即位に至るまで報道は改元一色。

生前退位での皇位継承は、実に２０２年ぶりのとのこと。

昭和から平成は

天皇崩御にあたっての改元であったため、

世の中は重ぐるしい空気に包まれていたように思う。

 朝から雨模様の幕開けではあったが、地固めには丁度いい

感じのお湿りになったに違いない。

各紙とも一面のみならず、特集記事が満載。

中日新聞には、なんと「号外」も折り込まれていた。

何はともあれ、この目出度い改元に際し、

新しい時代も「平和」であるよう祈るばかりなり。