7/31/2008

旅の終わりに

皆さん、、長らく“KKの旅ブログ”にお付き合い頂き、ありがとうございました。きょうの更新が最終回になりますが、このブログは、何時でもご覧いただける様に、2008年・旅の想い出として隠居ジジィの独壇場HPに「永久保存」させて頂きます。帰国後、日々のブログも再度の設定をしますので、今後ともご贔屓をお願いいたします。

7月30日(水)。午前中に、暫らくお世話になったAPI API HOTEL APARTMENTをチェックアウトしました。レセプションの壁に「ドリアン持込禁止」のボードを見つけました。やっぱりダメだったんです・・知らぬがホトケ・・でしたネ^^;;

Gさんの車に荷物を積んだまま、KK最後の釣りに直行。釣り日和の、いい天気でした。KKでは、暑くないので、曇りの日が「いい天気」といいます。

リカス湾の主、Gさんも初めて見る「コバンザメ」が釣れてきました。この日は、他にオコゼも・・エイコ画伯はゲテモノをよく釣りました。

釣った雑魚を生餌にして、Gさんが釣り上げた、まあまあのサイズのグルーパーです。31日、朝食のオカズにGさんの奥さまがバター焼きに、、それは美味しかったです。

旅の終わりは、やっぱりドリアン・・・顔なじみになったオヤジさんにポーズをとって貰いました。ドリアン美味かったな~!オヤジさん、また来年会いましょう・・^^

エイコ画伯のKK最後の一枚をUPしましたので、エイコのお絵描き展示室でご覧ください。

第5回クイズの発表

第5回のクイズは最終回だけあって、ちょっと難問だったようですね。皆さん色々と知恵を絞って頂きましたが正解はありませんでした。
正解はノニでした。ノニ、又はノニジュースなどで検索してみてください。☆3つを保持するYAMACYANさんにも優勝のチャンスがあったのですが、ザンネンながら準優勝でした。優勝は「ゆめこさん」の☆9個でした。おめでとうございます。ささやかな“優勝賞品”を用意させて頂きましたので、もう暫らくお待ちください。

7/29/2008

焼き魚

KKの、とあるビルの塗装が、面白い形に剥げ落ちていました。16世紀、大航海時代のジパング地図より正確だと思いますね^^ 微妙ですが、北方四島もあります。

日本風に言うと携帯ショップです。前にも書きましたが、携帯電話会社が携帯電話を売っていません。NOKIAが圧倒的に強いシェアですが、ショップでは様々なメーカーを扱っています。ユーザーは無数にある店で電話機を買い、その場で好みの携帯電話会社と契約したり、プリペイドのシムカードをセットして貰えば、その場ですぐに通話可能になります。

マレーシアには3社の携帯通信会社があります。日本のドコモに相当するのがCELCOM、AUがMAXIS・・で、〓SoftBankに相当する会社がDiGiです。最も勢いのある会社がDiGiで、上位2社はオチオチできない大変な状況に追い込まれつつあります。

日本では考えられないことですが、携帯電話機の外側だけを取り替えてくれるサービスがあります。あらゆるメーカーの外ケースが用意されています。いわゆる着せ替え人形の洋服みたいなもので、一個6RM、一個買えばもう一個はタダです。

夕方、やっぱりドリアン屋台に足が向いてしまいました^^;; もう、、こうなるとドリアン中毒?!家族連れなどでテーブルは既に満席状態。近ごろドリアン記事ばかりでスミマセンね~今回は更に詳細に解説します。まず、トラックの荷台に積んである中から、大きさを指示しながら美味そうなヤツを選んでもらいます。見ると、Lサイズを4個もお買い上げの御仁もいました。


選ぶにあたって、オヤジさんはナタで切れ目を入れ、これでどうだ?!と中を見せてくれますが、プロではないので見た目では判断できません^^;; これ美味いヤツ~?と一応念をおして、あとは信用するしかありません…今日はMサイズ14RMと水1RM、合計15RMでした。

ホント、、すんませんね~!写真で見て貰うだけで…ゴメンね!赤道直下住民の特権ですネ…この怖ろしい魅惑の果物がこの地球上に存在すること、これはまさしく奇跡です^^
歩道を行き交う、多くの観光客は近寄ってきません。遠目でこっちをチラチラみながら、食べたそうな、、羨ましそうな・・顔をしながら、仲間と何か話しをしています。時にはニコニコ笑いながらカメラ撮影するだけです。今日も、あっと言う間に種子だけになってしまいましたね^^

ドリアンが腹に納まって、市場横に並ぶ“路上仕立て直し屋”に寄りました。画伯がデパートで買った、19RMの綿パンツを短くして貰うためです。

商魂たくましいのにはビックリしました。何も言わないのに「直し」に来たことが分かっていました。手に持った「店の袋」で判断しているものと思われます…即断即刻の直し代金は5RMでした。

夕方、煙に誘われて入った「焼き魚レストラン」です。店の前を通ると、香ばしい煙が漂って、炭火のコンロには赤と黒の魚がコンガリと美味そうでした。値段を聞くと、赤が2RMで黒が6RM、1匹づつと白ご飯を注文。そう言えば、焼き魚を食べるのは、4度のマレーシアで初めてかも・・・

歩き疲れた顔のエイコ画伯ですが、生来の魚好きの上、日本を出て以来の焼き魚に見る見る元気を取り戻し・・・

赤いのをもう一匹食べたい・・と言い出しました。2RMのキンメダイ風を一匹追加。黒いのは、カワハギみたいですが、赤い方がやっぱり旨かったですね。カボスはテーブルに置いてあって無料、醤油があったのが良かったです。

7/28/2008

SUNDAY TIMES

7月27日(日)。きょうも強烈な日差しが照りつけています。正午ちょっと過ぎ、今の太陽は真上のやや北の空、日本の冬至の頃は、南の空に移動する筈です。真上を挟んで北へ行ったり南へ行ったり・・ここはやっぱり赤道直下です。

これはフィッカス・ベンジャミナのトピアリーです。まさしく日傘の代わりになっていますね。強烈な太陽の影がくっきり・・その分、この日陰が涼しくあり難く感じます。バスを待つ人や、場所によっては飲物を売る店も陣取っています。

きょうのランチのミーゴレン・アヤムです。鶏のスープで炒めたビーフンはトマトソース味で、甘くなく辛くなく、味わい深いです。スープと中国茶のセットで5RM=165円。

ランチのあと、甘いものが食べたくなると、ときどき「月餅」を注文します。これは一個1RM=33円。アズキの餡子で丁度いい甘さ、中国茶(ジャスミン風味)に良く合います。

SUNDAY TIMESを買いました、1.8RMです。タブロイド版で72ページもありズッシリ重いです。全国紙で、ここ東マレーシアのサバとサラワク州は1.8RM。西マレーシアでは1.2RMですから、0.6RMは輸送費かな~と思っています。

この度、ペナン島のジョージタウンがユネスコの世界遺産に登録されました。24ページには、その祝賀行事のことが載っています。今後、旅行客の増加を見込めること、ペナン経済への波及効果を期待すること、などの記事になっています。

屋台で買ったドリアンを持って、Gさんちに向かいました。⑮番バスの窓から見たKK市街です。SEMBULANまで5分ほどの距離ですが、マレーシアでは炎天下を歩く習慣がありません。きょうは、ブログUPの他に重要な目的があります。「篤姫」を観るためです。ホテルのTVはマレー語放送のみ、NHKは衛星放送受信=ASTROの契約がないと見られません。篤姫、いよいよ面白くなってきましたね・・来週は日本で観ることになります…。

ドリアン屋台のオヤジさんは、いとも簡単に割ってくれますが、素人衆には手ごわいです。ノコギリ、ナタ、カナヅチなどが必要で、食べる前に大仕事があります。いわゆる急所があって、そこを見極めることが必要ですが、なかなか上手くいきません。苦労しただけあって、今日のドリアンも美味でしたー^^

7/27/2008

留学生

7月26日(土)。道端で「ネムリソウ」が花をつけていました。マレーシアの道路は管理が行き届いていて、雑草が生い茂っていることはありません。毎日、何処かで草刈りの作業をしているのを見かけます。繰り返し刈られても、元気に生き延びて可憐な花を咲かせています。

Gさんの知人で、留学生のセロンさんと食事をする機会がありました。韓国生れ、東京育ち、現在はKKの英語学校で勉強中。半年ちょっとでLevel-3に到達、L-4で修了なので、あともう少しですね。20(+?)才で既に4ヶ国語を理解・・スゴイですねー^^この夜の会話は全て日本語・・・でした。

そのセロンさんのお奨め、、水餃子の超美味い中華レストランに皆なで出かけたのですが・・ザンネン!この日(土曜・夜)は「水餃子」やってない。で、チャーハンとエイの煮付けをご馳走になりました。エイは初体験、けど・・美味い魚でしたー!

あ~、帰国まであと数日…お世話になった“凧づくり&リカス湾・釣り名人”のGさんご夫妻とセロンさんの笑顔のディナー、、、今夜はマレーシア・KKの旅、想い出の一ページとなりました。

芸術?!

7月25日(金)。KK中央市場の前にちょっとした公園があります。その公園の木々の間を埋め尽くす様にコンクリートパイルが打ち込まれています。何のためか、、KKへ来て以来最大にして最後の「謎」になっています。

ビル建設(中断)の基礎工事?!いや、ランダムに配置されていて、何かアート的に見えなくもありません。当然、雨水が溜まって、中を覗くとボウフラがチラホラ、、環境衛生上も良くないですね。公園内を通りかかった、若いカップルに尋ねてみました「すみません、これ何だか知っていますか?」→「SORRY・・知りません!」、ハハハ、やっぱりネ・・これ、謎のままにしておこうと思います。

⑮番のバスが走ってきたので撮りました。KK中心のターミナルとGrace VilleのあるSEMBULAN地区を巡回運行しています。KKのバスは行き先ごとに番号がついているので、その番号さえ覚えれば乗るバスを間違えることはありません。

中央市場の裏にある桟橋です。近隣の島とKKを結ぶ乗合船が発着しています。10名乗りくらいの船で、満席になると出発します。これがモノスゴ~イ高速で、モーターボートレースを見る様です。

エイコ画伯は、シューズショップを見ると強い反応を示します。中に入ると出てきません。その間、通路で待たされる羽目になります。それにしても、日本語だけで店員と話をしているのには感心させられます。

KKプラザ横の歩道橋の下、いつもドリアン屋台がでるポイントです。今日もやってきました・・PM4時頃から準備が始まり、テーブルがセットされると、どこからとも無くお客が寄ってきます。我々も立派な常連さんです・・^^;;

勤め帰りか、仕事中か、、若い女性の姿も・・皆な幸せそうな顔で、ドリアンと向き合っています。臭い臭い、、、と言われているドリアン、えっ!?そ~かな~??こんな美味い果物・・やっぱりキング・オブ・フルーツと思います。

金曜日は、TVのニュースキャスターを始め、皆なムスリム姿が多くなります。礼拝も金曜日は特別なモノがあるらしく、州立モスクの前の道路は、午後2時頃大渋滞が発生します。

青空市場の玉子屋です。9個で3RM、小分けで売ってくれるので有り難いです。

KKのウオーターフロントの夕日です。いつものタンジュンアルと違う夕日が望めます。大きな島影はGAYA島、左端はサピ島です。ここは夕日を見ながらのディナーを“売り”にするレストランが軒を連ねています。観光客向けのレストランで、敷居が高そうで一度も入ったことがありません・・^^;;

ホテルへの帰り道、バッタリ遭遇したのがTM(電話会社)のお兄ちゃん。先日、あのドリアン屋台で一緒になった若者です。広くないとは言え、KKは都会・・偶然出会うのは滅多なことではありません・・ボッ!ボクの彼女です!っと、すかさず紹介してくれました。いま、ドリアン食べて帰ってきたところ、、っと、言ったら、またまた大笑いされてしまいました、ハハハ!

7/25/2008

格安航空*AIR ASIA

7月24日(木)。HOTELの部屋で、無事に一晩を過ごしたドリアンを持って、Gさんちにおじゃましました。ブログ更新のネット接続、特に画像UPはオジャマムシでもGさんちのADSLに頼るしかありません^^;;それにしても、ドリアンはやっぱり大勢で食べる方が美味いです。みんなで平らげた殻を持って記念撮影をしました^^

閑静な雰囲気のGさん宅ですが、、、コレばかりはどうしようもありません・・KK国際空港に近いので、頭上すれすれに飛行機が飛びます。この真っ赤で派手派手の機体は、今をトキメクAIR ASIAですマレーシアの航空会社で、超格安運賃で急成長をしています。この会社が日本への路線開設を狙っていて、現在、日本国運輸省の認可待ちの筈です。一番有力な乗り入れ先が、セントレアとの噂があります。格安運賃のため、機内食や飲物のサービスはなく、欲しい人は機内販売を利用することになります。

夕方から、GさんとLIKASの海岸に行きました。潮に乗せて、トコを取りながらの半フカセで粘ったんですがBOWS!一回だけあったアタリは合わせ切れ・・・。雑魚のアタリは頻繁にあるものの掛かりません。夕日が落ちてGさんが掛けた一匹、鯛の仲間に違いありませんが名称不明。

夕飯に皆で向かった先は、Gさん奥さま推奨の“レストラン マラッカ”・・釣りの帰りに立ち寄れる雰囲気ではない高級レストラン、旅の情報誌でも紹介されている有名店です。テーブルは殆ど満席、オージーの家族連れなど白人の姿が目立ちます。全部平らげるまで、写真を撮るのを忘れていました^^;;・・4名合計のお会計は43RM、一人当たり350円くらいになりますね・・やっぱり美味かったです。

7/24/2008

GAYA島トレッキング&第5回クイズ

23日(水)。今回の旅、KKの最終プログラムでGAYA島のトレッキングに行ってきました。お世話になったのは、いつものSeaQuest、Natalieです。最後まで読んで、第5回(最終)クイズの回答もお願いします。ステラハーバーのJetty(桟橋)には、熱帯魚が群れていて、パンを投げると海の中は大騒ぎになります。

GAYAに向かう海の上から眺めたキナバル山。4000mを越える山ですが、雪をかぶることはありません。全貌が見えるのは朝だけ、、日が昇ると間もなく雲に隠れてしまいます。

島に上陸し、約一時間のジャングルトレックに出発しました。コースは整備されていて、危険を感じることはありませんでした。

トレックコースは、時々ジャングルが開いて島影が望めます。左の小さい方はマヌティク島、右はBBQランチのマヌカン島です。 

低地に至ると、やっぱりマングローブ林になります。マングローブの樹木は、固体内に水分と一緒に当然ながら塩分も取り込まれてしまいます。塩水の中で何故生存出来るのか!?それは塩分を葉っぱに、それも最下部の葉に蓄積し、臨界に達すると、黄色くなって自ら落葉させます。ジャングルでの生存競争を嫌い、海に進出した樹木が大変巧い仕組みを身につけたものですね。

熱帯雨林特有の巨木が、真っ直ぐ天に伸びていました。ツル性植物も多く見られます。沖縄で見られるマメ科のモダマもありました。


トレックコースを横断して「蟻」の行列が・・蟻の巣も近くにありました。


この長いのはラタン。藤家具を作る材料ですね。ヤシが光を求めてこんな姿に進化した結果です。親のヤシはジャングルの下、そこからこんなシュートがどんどん伸びて、天まで届くほどになる訳です。

これはクジャクヤシに近い種類でした。いっぱい実をつけていましたが毒性とのことです。

ジャングルの新しい芽吹き。この幼木が大木になる確率に関心がありますが・・・こればっかりは確かめようがありませんね。

再び海岸に戻ると、こんな穴がボコボコ開いていました。ヤドカリの穴とのことですが、姿は確認できませんでした。

海岸から見たGAYA島です。全容を写せませんでしたが細長い形の島だから、見る位置によって大きさが変わります。

再びBBQランチのマヌカン島に上陸しました。先回はパスした事実ですが、ここにも戦争の痕跡が展示してあります。この島の周辺から引き上げたそうです。説明に“日本軍”とは書いてありませんが、明らかにそれと分かります。ここには、韓国、中国などから多くの観光客がやって来ています。こんな楽園の島で、あの歴史を又、彼らに思い出させてしまう「モノ」です。

その爆弾の近くに植わっていた植物です。この果実、ほんと、手榴弾にそっくりですね・・日本でも「知る人ぞ知る」有益植物です。
ここで第5回クイズの問題です。この果実の名前を、ズバリ答えてください。尚、今回のクイズが最終回となりますので、正解の方に☆六つを先着優先で差し上げます。