5月29日(日)晴れ。
ウミガメが産卵した~!
っと、午前7時半にAさんから電話。
昨夜、遅かったせいで爆睡状態継続中。寝ぼけ状態で電話に出ると、「今から迎えに行きます」っと有り難いお言葉・・。
浜に着くと、ウミガメ保護博士のGさんが我々の到着を待ってくれていた。これが昨夜上陸の痕跡、くっきり残っている。
産卵場所から見たウミガメの足跡。
足跡からカメの大きさを推定可能で、この個体はかなり大きいとのこと。
ここまで掘って、待機していただいていた。Gさんのその心遣いと優しさに深く感謝。
何でも、きょうが今年の初上陸とのこと。従って、これが今年の最初の一個。
何時もの様に、手際よいGさん・・
淡々と掘り出していく・・
こんなの初めて見たよ~!っと、それは楕円形の卵だった。
しかも2個も。Gさん40年の保護活動で、初めて見る変形卵だと云う。その原因は、博士でも分からない・・とのこと。
その合計は、82であった。
(最高l記録、去年の142個は未だ破られていないそうだ)
今年もウミガメ産卵に遭遇した。しかも、お初づくめの出来事ばかり。
何をやっているのだろ!?っと、
ビーチを散歩中の観光客が近寄ってきた。
スイスから・・
こっちはホンコンから・・
で、当然ながら質問攻めにあってしまった。
去年仕入れたGさんの受け売りが大変役に立った。産卵は何時だったのか?何で卵を掘り出してるの?子亀になるのは何日後?母亀は戻ってきて世話するの?・・とかなんとか。
英語、琉球語、日本語が朝一のビーチで飛び交った^^;~
カメ談義の最中、Aさんは投網でミジュン(イワシ)やアジなどを獲っていて・・
なんと、今朝の魚を全部頂いてしまった。
昼は冷や麦だったけど、新鮮ミジュンを刺身でご馳走になりました。浜の獲れたて刺身、そりゃ~美味かったですよ。
ウミガメDATA:
Gさんの話では、例年の上陸は3月頃から、今年は極めて遅かったことになる。更に、今日は異例の小潮。上陸は大潮の夜、との定説が覆った。この日、60m離れた場所に違う一頭の上陸を確認。ただし、産卵しないままUターンしていた。
注:大潮で産卵→60日後に孵化する。その日はやっぱり大潮。潮位の高い夕方、子亀が海へ出るのに好都合。
小潮では、海に帰るとき海鳥などの外敵に狙われ易く危険度が増す。
2016年夏/沖縄の旅。
(つづく)
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