7/05/2016

台北からBALIへ

7月4日(月)晴れ。

いよいよ今回の旅の最終日。

フライトは5日(火)の深夜、AM1時45分の予定。
ただ、
キャリアからメールが着信、1時間の遅れを通知してきた。ならば尚更、時間があり過ぎる。ホテルをチェックアウトして、荷物を預けた。近くのMRT駅へ歩いていると、お、お~オージージジーだ~!
何でまた、ここで会う!?
マネーチェンジで銀行探してる・・知らないか?と。月曜の朝のこと、銀行はいろいろあるけど、為替扱ってるBKは多くないからね。百貨店やモールにも交換屋はある。なんとか探すよ・・と、再びのミラクルを信じて「また会おうぜ!」
きょうの最終日、時間はたっぷりある。
インドネシアのバリ島ならぬ、台湾の八里を訪ねてみることにした。
と云うのも、
今から淡水に行くと云ったら、フロントスタッフの一人に「いいところ」と勧められたから。表記も全く同じ”BALI”だが、発音は「バーリー」の感じ。
その前に、
台湾の著名文化人、旧知のT女史のお宅を突然訪ねた。
美味しいコーヒーを頂きながら、
一時間ほど昔懐かしい話に花が咲いた。ウン十年ぶりと思えないほど元気溌剌。そのパワーと若さは、相変わらずであった。(今回2回目の登場、つい成りゆきで撮ることになってしまった)
MRT淡水信義線の終点、淡水は有名な観光地。そこから見える向こう岸は八里=BALIだった。渡し船は人が集まると順次出ていた。
ここは河口の港町。川はかなり濁っていたが、時々やってくるスコールのせいかも。
バーリーに上陸。
このスープみたいなものは、雪耳蓮子湯(冷)50元。と、お品書きにあった。
まてよ、耳は木耳(きくらげ)蓮子はハスの種子だ。
と予想をたてて店の人に聞いてみた。やっぱり言葉の壁があり、100均でかったメモ用紙が登場。
これで会話が完全に成立するのがオモシロイ^^~ただし、木耳の前に「白」と書き込んだ・・そうだ、白キクラゲだったんだ。
貢丸意麺60元。
魚丸意麺60元。
同じ店の、冬瓜茶20元。
と、紅茶20元。
何れも素朴な味で冷たく喉ごしよし。熱中症予防に最適と思う。
イカの丸ごと串揚げが名物らしい。
店先で揚げ乍ら販売している。イカは好物だけど、丸ごととなるとやっぱり躊躇する^^;~
バリから淡水の眺め。
淡水に戻ってくると釣り人が3名ばかり、小エビの生餌でで釣りをしていた。
大物が沖で跳ねているし、何が釣れるのやら暫く見物。すると、これが来た。グルーパー(ハタ)の子。
マレーシアでよく見かけたノニが、漢方薬の店に並んでいた。
淡水には若い観光客がいっぱいだった。ここに限らず、どこも同じこと。
韓国、中国、香港やシンガポールから。この現象、NETを使いこなす世代と上手くシンクロした、LCCの戦略と時代の流れか。
今回の旅の、最後の最後に日本料理へ行ってみた。
形は一応整ってはいる。ただ、日本料理には「和の真髄」を心得た包丁人が要る。値段の割に芳しくない、それは大方の海外日本料理だ。
台北中央駅のバスターミナルから出る、
国光客運の桃園国際機場行き乗ろうとすると、ここで又、イージーカードが跳ねられた。つまり、残高不足。急遽、チケット売り場に引き返し、現金で買った。
4日(月)午後11時ごろ、チェックインカウンターに行列ができた。
パスポート(の色)を見ると、赤はポツポツのみ。全て深緑色の若者や家族連れで超満員。
ターミナル1のLCC搭乗ゲートに向かう。
又々メールが着信、再びの出発遅れの知らせ。
ボードも03:25分発になっている。
真夜中の桃園国際空港、午前1時50分から2時05分までの15分間に、羽田へ3便と関空へ1便が出発して行った。名古屋行きが通常なら、20分間に5便だ。24時間眠らないのがハブ空港・・PM11時に閉まる成田とは大違いの実情。
旅の最後に記載するのは「EASYCARD」のこと。
普段、バスや電車に乗る習慣は殆どない生活をしている。そのインキョGGが今回、大変便利だと感心した。100~200NTDを数回トップアップしたが、思い切って多めにしておけば尚よかったかと思う。ただ、帰国時のぺイバックや、そのタイミングも面倒のような。
今回の台北滞在中のMRTやバス、船の利用場所や時刻が時系列(履歴)で分かるアプリをスマホにインストールした。次回来るのは何時になるやら不明なれど、もっともっと、買い物などにも使いこなしてみたいと思う、コンビニエンス カードだ。
残高、45NTD+デポジット分100NTD。
次回の楽しみにとって置こう。2016年夏/沖縄と台湾合計7週間の旅。
(おわり)

ブログは、次の旅に出るまで休みます。
ひき続き、AIBOWSの出漁日誌のご贔屓をお願いします。

7/03/2016

花蓮(太魯閣渓谷)

7月3日(日)晴れ。

ホテルデスクで申し込んだ一日観光の太魯閣渓谷に行ってきた。
なんと、午前5時半ピックアップ。で、BFのテイクアウトを前日に頼んでおいた。
片道は空路と云うプランもあったが、選択したのは往復とも列車の安い方。
用意してもらったBFは、サンドイッチや果物、ジュースもパッケージされていた。
台北→花蓮は台鉄の自強号。3時間半ほど車窓を楽しむ。
きょうのメンバーは、各国からやってきた人たち10名ほどだった。
台北から一時間ほど経った車窓に、海面から切り立つような険しい感じの島が見えた。
なんだかちょっと気になって、Google Earthで検索。
その名は亀山島・・上空から見ると「亀」だった。

<<令和1年8月3日追記:きょう放送のNHKTVで、薩摩硫黄島に生息する
タイワンホウキガニ(海底温泉の硫黄を食べて増殖する細菌を食べる)が
最初に発見された島として紹介されていた>>
一緒に一日観光を楽しんだ仲間、オージーのオジーさん。
なんでも、奥さんを6年前に亡くし一人旅。ブリスベンの海岸に豪邸を構えているようだ。息子に会社(建設関係)を任せた「ご隠居さん」だった^^;~
花蓮駅着。
迎えのバスに乗り太魯閣へ。
今回で3回目の花蓮。前回は何年前だったか記憶が定かでない。
ま、この景色はもちろん今も昔も変わりはない。ただ、歳のせいか余り感動がない。
つい冷めた目で見てしまう・・ジジイのジジイたるところ。
ニッポンの山道にも、こんな景色はいろいろあるし・・。
だけど、こんな小さな自然には、つい心が動く。
ニッポンの狛犬の起源かも。
3年前の大雨で・・
ところどころに山崩れあり。道路工事もあちこちで進行中だった。
吊り橋や・・
Ⅴ字渓谷も。
カミさんは初タロコ。
山全体が大理石、と云えば計算不可能のその値打ちが気にかかる。
台湾縦貫公路との名称。岩をくり抜いた狭い観光道路。
険しい道は、山越えで日月潭→台中へ至る筈。ガイドさんによると現在通行不可とか。
岩に投影された光の模様。
展望デッキの下を覗いたら、隙間からもれた南国の太陽が面白い紋様を作っていた。
オージージーさん。独りぼっちのジーさんは人懐っこい人だった。
こんなところや・・
こんな橋を渡り・・
ランチタイムは中華料理。テーブルを囲んだのは、多国籍の観光客10名。
ジーさん、ときどきスマホを覗き込んでいた。SMSのチェックだった。
足がちょっと不自由な感じ、国の息子に安全報告かと。
食後の休憩は、ホウオウボクの木陰。ジーさんに冷たいドリンクをおごって貰った。
花蓮に戻り振り返ると、怪しい雲が山を覆っていた。太魯閣渓谷、降っているかも。
きょうの仲間に、旅大好き一人旅のニッポン女性がいた。
今回も、金曜日の夜に来て、日曜日の深夜便で帰国し出勤する。所謂、弾丸旅行の常習者!?年に何回も、こんな旅を楽しんでいる「凄~い人」だった。
ここはちょっと立ち寄った花蓮の海辺。
そして、ここは太平洋だ。実は、花蓮到着時に例のジーさんと駅前の壁面地図を見ながら、ここ東シナ海だよねとか、話したばかり。で、我々は間違っていたわけ。「ここは太平洋だった~!!」っと、顔を見合わせ叫んだ。
海岸にスックと立っていた椰子。
3本(↑)と・・4本(↓)この仕掛け、お分かりになりますでしょうか~!?
独りぼっちのジーさんとはいつも一緒だった。オージー訛りに、ついつい「SORRY?」
ホテルデスクで頼むツアーは、様々な国の人と話ができるのが嬉しい。
そして、中国語は見れば大体わかるのが良い。ただし、発音したら意味不明となる。
在来線に、新幹線仕様車がやって来た。花蓮→台北行きの特急。
ただ、料金は来たときと同額の440元。
所用時間は従来車両に比べ30分くらい短かかった。
西海岸の高速鉄道は260~280km/hで走行していた。
仕様は高速鉄道(HSR)と同じに見えたが、東海岸の在来線では速度が出せない。
レッグスペースは充分広い。
沖縄滞在中、日照時間の短かさにちょっと驚いた。
ここ、台北では更に短く感じられる。PM7時半には薄暗く。
8時には暗闇となる。
ホテルでシャワーしてから、日式SHABU SHABUを食べに外へ。
一人750円で、このボリューム。
海鮮と
牛肉を注文。其々に野菜たっぷりと練りモノがつく。
この麺と春雨、及び何故かポップコーンとソフトクリームはお代わり自由になっている。
これ高原キャベツとのこと、玉山の山麓あたりが産地かも・・!?
肉は等級いろいろ、お値段いろいろ。これは一番の格安品。
火加減自在の一人鍋。
海鮮と牛肉を注文すると、両方楽しめる。
台湾の練りものは結構うまい。
完食。春雨は何度も取りに行った。
これは何だろ?実はホテルのある設備。
(1)
(2)
(3)
(4)
あ~明日は(深夜に)帰国の日。
2016年夏/台湾の旅は愈々最終日。
(つづく)