6/17/2023

梅雨の合間に

6月17日(土)晴れ。

10日に退院し一週間余り経った。
身体の具合が以前に比べ、確実に良くなったと実感している。その後の処方薬が多いのには、ちょっと閉口だけど。間違いが起きないよう、一回分ずつ小分けしている。
梅雨空がいっぷく!きょうは快晴、猛暑に。
野鳥の餌がこぼれ、勝手に発芽したヒマワリが開花。青空によく似合っている。
片隅に植えた、ピーマンとミニトマトを初収穫した。
雨が続いたので、甘味がやや不足ぎみ。
草取りの天敵は蚊。
オニヤンマは、蚊や蚋など害虫の天敵らしい。これを着ければ、うるさい蚊から人類を守ることができる。そして只今、実証試験中!!
ホームセンターで購入オニヤンマの模型
きょう1時間余りの庭仕事で、蚊が一回だけ腕に止まった。
何時もより襲撃が少ないと思ったが、猛暑の昼間は敵のお出ましも少ない。夕方の活動時間帯に、更なる観察が必要かと。
先日、雨のなかを何時ものコーヒーへ。
街路樹(カエデ)の根元に美味そうなキノコ発見。Googleレンズでも、はっきりした名前が分からなかった。
「食べたら、たぶん危ない」
クチナシが開花・・
百日草は満開を迎えた。
名のごとく開花期が長く、晩秋まで楽しませてくれる。
近ごろ修理の虫が又々動き出し、3台のノートPCをリペアした。
全てヤフオクで落札した格安品で、何れも10年ほど前の東芝dynabook。HDDをSSDにしたり、CPUを上位のものに換装したり、OSを入れ替えたり、あれこれ工夫を凝らすのが面白い。
ノートPCは”隠しネジ”など、分解に厄介な面もあるが・・
起動が3倍以上速くなり、ベンチマークの値で満足感を味わえる。魚釣りやギャンブルの代替として、獲得本能を充足させてくれるような気がする!?

6/10/2023

心房細動・オペ日記

6月6日(火)曇り。
F医科大学病院13F、病室からの眺望。
やや霞んでいるが、距離凡そ20kmに名古屋駅周辺のビル群が見える。
実は最近、以前からの持病が悪化し主治医にOPを勧められた。
遂にその決断をし、本日、入院することになった。
ところで、この病室は特別室。
事前診察の際にお願いした、(普通の)個室は満室。特別室なら用意できると、連絡があった。
4泊5日のこと「ま、いいか」と、特室。
バスルーム。
病院とは思えない、まさかの豪華さにびっくり。
小さいけどIHコンロのキッチンも。
食事や事務用のテーブルか。
ずっしりソファの応接セット。
さて、本題。
OPに関し、事前の検診は大変しんどいものだった。きょうの”口経エコー検査”で、不穏な血栓の「影」が見つかった。治療が可能かどうか、大問題発生・・!?
そして夜、執刀医の付添いのもと、血管造影CTの再検査。その後、スタッフ会議で「予定通り実行」となり、間一髪!ほっとする一幕があった。

6月7日(晴れ)
そして、次なる本題。
いま居るのは、当初にお願いした普通の部屋。
9Fにあり、ちょと下の階だけど景色のパノラマ感が違うような・・!?
トイレ&バス・・
窓もこんな感じ・・
きょう空いた個室に引っ越し完了。
やっぱり正解っ!こっちの方がほっとする。過分なる夢は「一夜」だけでよかった。
きょう7日、午後3時からOP予定。
寛げる部屋でゆっくり待つ。PM4時頃、準備するようにとの指示あり。ところが、実際にOPルーム(hibrid operation room)に入ったのは午後6時。TVドラマでしか観たことがない、丸い照明や様々な医療機器が並んでいる。
「そして、それは一瞬のことだった」何やら声がする、装着テープを剥がす音が聞こえる。意識朦朧のなかで、病室へ戻ったのが午後10時過ぎ。
一瞬と思ったのに、4時間も経っていた。その間、先生とスタッフは懸命なるOP。それが仕事だからとは思えない、人の生命に関わる責務の神々しさを思い、有難いことと心から感謝。

6月8日(曇り時々雨)
OPの翌朝、窓が暗いのに目が覚めた。
点滴、生体情報モニター、尿bagなどの装着で、天上を向いたまま身動きできず。「スマホを手元に置いておけば良かった」と、如何ともならず只々夜明けを待った。
そして、明るくなった窓を眺め乍ら「なんと爽快な朝」なんだ、と。長年つき合ってきた持病からの決別を実感。
AM9時に主治医の回診あり。
OPは成功と。
念のため、きょうはMRI、心電図、採血、X線検査。更にホルター心電計の装着も。
PM4時半、主治医の午後回診あり。
きょうの検査結果は、全てなんの懸念もなし、と。念のための検査でも、改めて完治を確信。あと、いま装着の心電計は明日の午後0時、生体情報センサーは退院時まで。

6月9日(金)曇り。
窓の外はどんより、今にも降りだしそう。
昨日装着したホルター心電計(下)や、生体情報モニター(上)のセンサー装着テープで、特に背中全体が痒い痒い。その所以で、4時40分の夜明けどきに目が覚めた。夜型人間の突然変異か。
装着のモニター機器2台。背中と胸に、センサーのテープ止め多数。
AM7時の駐車場。車がポツポツやってくる。
再外来の受付が7時半からとのこと。診察受付機に行列ができるらしく、朝から先生も患者も大変だな~っと思う。
8時の朝食前に、再度の採血があった。その検査結果が良好なら、明日の退院が決まる。
9時、駐車場がかなり埋まってきた。但しここ、他にもある立体Pなどの一つにすぎない。
昼前にホルター心電計が外れ、強烈な痒みが少々和らいだ。
検査技師に聞いたら、皆な痒いらしい。自分だけじゃなかった。
きょうのランチ&メニュー。
そして、フルーツは家族の差し入れ。
飲みものいろいろと一緒に、タイミングよく届いた。夕食と半分ずつ有難く頂こう。
両足の甲に、OPの痕跡がくっきり。
このマーク、何だろ?油性ペイントで消える気配なし。
看護師さんに尋ねたら、これはOPの際に血流状況をチェックするためのポイントと。
そういえば、ここ触るとピクピク動く。
PM7時過ぎ、西の空が真っ赤に燃えた。
一日中、曇天模様だったのがウソのよう。
さっき主治医の回診があり、きょうの検査も全く異常なし。
ということで、明日、午前中の退院が決まった。
    07:14pm June 9th, 2023.

6月10日(土)曇り。
めでたく退院の日を迎えた。
4泊5日の治療により、自覚症状が画期的に好転した。
巨大なMRIやCTに入ったり、口経エコーの太いチューブを咥えたり、採血で顔をしかめたり。人生初の”surgical operation”を経験し、先進医学の素晴らしさを認識した。
そして、元気に退院できて良かった。主治医のI先生や看護師の皆さん、入院中いつも「ガンバレ!」と、ON LINEで声援を頂いた皆さん、有難うございました。
(PS:滅多にないこと故、自分日誌として記録)