35℃を超える猛暑が続いている。
この暑さは地球規模のもの。「観測史上最も暑い7月になるだろう」と、世界気象機関が発表した。
「春夏秋冬」季節の移ろいを楽しんできた日本だけど。この異常気象、人類の生存さえ危ぶまれる事態かも・・と。
思い直して、されど季節は秋へ。
ヤマモミジの根元に、ちょっと添えた筈のヤバネススキ。その株が大きく育ち「穂」がこの猛暑のなかで顔をだした。
そしてこの夏、蝉の世界の大きな変動に気がついた。
昔々、稀にしか捕れなかったクマゼミ。数十年増え続け、その大合唱を聞いていた。アブラゼミは少数派で、ニイニイゼミは姿さえ見ることがなかった。
なんと今夏、アブラゼミが返り咲き主役の座に踊りでた。
欅の葉に無数にぶら下がる空蝉は、アブラゼミばかり。
シャーシャーシャー!轟音!?クマの大合唱が、今年は聞こえない。何故だろか。蝉の世界でも、何かが起きている。
もう一つ、特筆したいのが”ニイニイゼミ”の発見!!
子どもの頃、最初に地上に現れ「ニィニィニィ~」と、か弱い鳴き声を聞くと待ちに待った夏休みだった。
何十年ぶりかのニイニイに感動・・!!
アブラ(左)とニイニイ(右)の蝉ガラ。
ニイニイゼミが止まっていたヒマワリ。
もう直ぐ収穫できる。「何粒かな?」と、種子の総数をカウントする積もり。