7月2日(日)曇り。
ジョグジャカルタの2つの世界文化遺産BOROBUDOURと
PRAMBANANを巡ってきた。
9時にピックUPを頼んだので、その前にBFレストランへ。
かわいいグラス入りのヨーグルト。
ボロブドゥル遺跡到着。
ホテルから約1時間半の予定が大幅に遅れた。人出が多く道路は渋滞、駐車場は満車。ラマダン明け最後の日曜日とあって、殆んどがインドネシア全土からやってきた観光客とのこと。つまり、ローカルのお客さんで大混雑していた。
こっちの入り口はインドネシア国民専用で、入場料は30000IDR≒270円とか。
入場料金325000IDRだから、とんでもないこの差は一体どこからくるんだろう!?
(但し、ミネラルウオーター一本つき)
連れてきてくれた英語ドライバのSUGI-sanは駐車場で待機。そして、このチケットオフィスで日本語ガイドを頼むことができた。ガイド料金は1時間半で、15万ルピア≒1350円。
人影が入らないように撮った遺跡の遠景。
近づくにつれ、結構な人出になってきた・・
インドネシア有数の観光スポットに、何故か外国人観光客の姿を殆んど見かけない・・
14名在籍すると云う公式日本語ガイドの内、自ら最年長と名乗るのはISAM-san(イサムさん)だった。
(DEWA、SUGI、 ISAMなど、日本の名前みたい。DEWAは2人出会った)
彼が説明してくれたこの痕跡は、2014年に爆発したMt.KELUDの降灰で、その際に積もった灰は1センチだったとか。
これは遺跡の平面図。
三界について、 イサムさんが我々に説明している日本語を珍しがって子供たちが集まってきた。「日本語わかる?」・・と、お母さん代表して「いいえ~!」子供たちは何時でも興味津々、これはスゴイ!ことです。
お見受けするに、ほとんどがローカル(国内)の人々。
オランダ統治時代、オランダ人の写真家が見栄えを考え勝手に着色したとの痕跡が、今も変な色になって残っていた。
釈迦誕生の逸話が、石彫で表現されている・・
遺跡の最上階へは、狭く急な石段を昇って辿り着く。
いちばん下層の現世は煩悩の世界。2番目は悟り。
そして最上階は「空」とのこと。空=KEEP CLEANに繋がるものがあるけど、向こうの山麓に小さく見えるのは、一泊うん十万円のHOTEL AMANとのことだった。最高級の「煩悩」から「空」を眺めると「さて・・???」
一番上の卒塔婆に納められていた、釈迦尊像。
回廊を巡り、かなり疲れてきた。
もう一度、下層からの眺め。
未完成の修復部材置き場。
遺跡内の一角で、民族楽器が聴こえ人形劇をやっていた。
イサㇺさんの説明では、ジャングルに棲む野生の鶏とのこと。
見るところ、雉と鶏の中間みたい。
遺跡見物を終え、駐車場でドライバーを見つけるのに苦労した。
余りの広さと、車の多さに戸惑った。道路沿いのレストランで遅めの昼食タイム。何故か又、トムヤムクンを選んでしまった(^^;~プリプリの海老が沢山入って、ちょっと辛めだったけど、今まで食べた中で、最上級にランクインの味に大満足。
カミさんが頼んだ、バナナの花の何とか・・海老の出汁で美味。
田舎道の交差点に、竹で作った簡単なGATEがあり通過する車にバケツを差し出して「現金」を要求する場面に遭遇。何だか怪しげな様子だったので「通行税の徴収!?」と、ドライバーSUGI-sanは、笑ってコインを投げ入れた。
次に向かったのは、同じく世界遺産のCANDI PRAMBANAN。
チケットオフィスで、日本語ガイド如何ですか?っと、声をかけられたけど今回はご遠慮申しあげた。
仏教遺跡群を足早に・・
ここでもローカルの人たち多し。
概ね60%のイスラム国家で、多くの人が仏教遺跡に足を運ぶ・・宗教間トラブルの大変少ない国、とドライバーくんの言葉。
ここでも未完の修復作業中。
ジョグジャガの日没はPM4時30分。
ニッポンは7時30分、と云ったら「何で~!?」赤道直下の南緯8度に住む人にとって、日照時間の年変化に実感はない。夏と冬では大違いの日照時間の説明にはちょっと苦労した。
EXITの近くに落ちていた花。
ホテルに帰ってNET検索、標識の学名からトックリキワタと判明。沖縄のトックチキワタは、ピンク。ここではオレンジだった。
今日のチケットの半券。
2ヶ所の遺跡で、激しい土産売り攻勢を(何とか)かわしてきた。
遺跡見物はちょっと疲れる。明日も出かけるけど、最長4時間の市内ツアーの予定。
2017年_ジョグジャカルタの旅(つづく)
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