11月12日(日)晴れ。
宮崎県北郷町の、猪八重渓谷(いのはえけいこく)へ行ってきた。
苔の小径を清流に沿って分け入ると、思わず深呼吸したくなる癒しの森。
散策路の入口にはウッドチップが敷き詰めてあり、ふわふわ絨毯を歩く気分。
目標は凡そ3km地点の滝。
清流にタイヤが一つぶら下がっていた。夏には子供たちの歓声が・・
お、森のゴンズイ!思わず反応してしまった。
シダ類も繁茂して・・
点々と黒い粒が落ちていた・・椎の実だった。
ホウキタケ、紅と白。どちらも美味なキノコ。
珍しい一枚岩の沢。
こんな警告サインも・・
超危険な予感のするキノコ。
花が終わっていたけど、たぶんイワタバコ。
人と出会うことが殆どない・・
“トボトボ”歩いていたら、”バリバリ”ノキがあった。
静けさの中、渓流の音が聞こえるのみ。
野生の茄子かな・・!?色彩のあまりない森でひと際目立っていた。
フィットンチットっと覚えていたけど・・
魚種不明なれど、小魚が群れていた。
1.5km付近・・
ヒトツバの群生・・
数種のヒトツバが見られた。これは細葉のもの。
1.7km付近。渓谷が一層深くなったところで・・
先日の台風被害のため、通行出来るのはここまで・・
入口に案内表示があって承知していたものの、ムネンの引き返し。
ふさふさのビロードのような苔、初めて見た。
少し下った河原で暫しの休憩・・熱いコーヒーで一息ついた。
渓谷風景の断片をYouTubeに記録した。
猿か鳥が食べたのか・・!?中身のないアケビが落ちていた。
猿か鳥が食べたのか・・!?中身のないアケビが落ちていた。
すれ違った人が見せてくれた・・天然マイタケ。
いい香りがした。つい、スキヤキを思い出してしまった^^;~
苔の渓谷だけあるな~
超天然の癒しの空間を満喫し・・その出口で見つけた生々しいゲンジツ・・!?
この渓谷は、学術的にも世界に名だたる苔類の宝庫のようで・・
この石碑の横に、地元の著名研究者の顕彰碑もあった。
その脇の掲示板に記載の、(夜光の)カクレゴケは特に貴重なものとのこと。
苔の路を一巡し、駐車場に帰ると昼時になった。
宮崎の旅のもう一つの楽しみ、それは恒例・竹の皮弁当だ。
義妹が拵えてくれる、煮しめと新米の握りめしは「ウマイ」の一言。
歩いたあとは、尚更。
深まりゆく秋の陽だまりにて。
深まりゆく秋の陽だまりにて。
弁当完食のあとは・・イロハモミジの見物へ。
NHK宮崎のTVニュースで再三放送されたのを観て、ついその気に。
TVの所為か、多くの客がやってきていた。
スマホで撮ったりデジカメで撮ったり・・その中の一枚。
周りの緑の対比にて、その紅が美しかった。
なんでも、宮崎県下一の巨木モミジとか。
高さ20m、幹回り2.4m。樹齢は推定200年とあった。
帰路、飫肥杉植林の展望風景。
針葉樹と常緑広葉樹の多い宮崎は、見渡す限りの紅葉ならぬ「緑の山」
それだけに、紅一点!価値ありの
イロハモミジであった。
本日の総歩数は10768歩、久々の一万超え~!
(いや、初めてかも・・?)
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