12/06/2010

リハビリ・河原の温泉へ

12月5日(日)。目覚めると都城盆地は霧の中であった・・
盆地特有の霧は特産の美味しいお茶を育みます。太陽があがると同時に
あっという間に消えていきます。
登頂の後遺症で強烈な筋肉痛 です。
ならば温泉~っと、弟ファミリーが「とっておき」の温泉に案内してくれることに・・
話しには聞いていた初体験の秘湯です。
途中、登頂の余韻覚めやらぬ、、というか、そのお陰の筋肉痛が激しく痛い
高千穂が凛とした姿で聳えていた。
 車を停めて約15分、棒の様な脚を引きずりながら、、着いた先に
もうもうと湯煙が立ち昇っていた。
 川の流れに手を入れると「お~熱い~」川幅全部、流れそのものが
天然かけ流し温泉です。
 河原の穴ぼこから蒸気が噴出して、これまた天然蒸し器があって・・
先ず卵と薩摩金時をセッティングしました。
 熱い熱い~で、適温の流れを探して浸かります~こんな贅沢な温泉は滅多に
あるもんじゃないですねー。ファミリー以外誰もいません、どこにも料金カウンターはありません(^^)
この温泉、タダです。
 空はあくまで青く、周りは残り紅葉と針葉樹が目を癒してくれます。
いや~こりゃ最高ですわー
 ほどなくして取り出した玉子は茹ですぎでした。半熟温泉玉子は、もうちょいと
研究が必要ですね・・
 赤玉子の殻が30分で真っ黒、しかもぶよぶよに柔らかくなってました。
噴出蒸気の中の成分が、こんな玉子に変えてしまったんですね。唐イモも玉子も美味かった。
 川沿いの土手で見つけた「ユズリハ」の幼木です。その大木の陰に新しい芽吹きをみつけました。
ユズリハは「代々譲る」の意味合いから、その家の繁栄を願って、柚子と併せて
昔から正月のしめ縄に取り付けて玄関に飾りました。今では随分簡略化されてしまい
「正調しめ縄」が見られなくなってしまいました。
 
 知る人ぞ知る秘湯でした。この天然温泉、インキョGGの温泉紀行のナンバーワンに
記録したいと思います。

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