12/05/2010

登頂成功・高千穂の峰(Ⅱ)

12月4日(土)NHK大河ドラマ・龍馬伝で見た「逆鉾」をこの目で確認したい。
と思い立ち弟夫婦の案内で「高千穂登頂」を目指しました。麓の県道に車を止めて、
霊峰の勇姿をまず写真に収めて・・
 高千穂河原の駐車場から高千穂神社の鳥居をくぐる・・頂上への第一歩です。
午前10時05分、登頂開始!
 照葉樹林帯を抜け、赤茶けた火山礫が転がる登山道に出ると空が開けた・・
霜柱の立つ小径をザクザクと踏みしめつつ、ここまでは、、まだまだ元気だ~
 潅木の陰から桜島の噴煙が見えた。続いてドドーン!と遠雷の様な爆発音が轟く。
昨日の桜島見物では、山頂が雲に覆われ噴煙がきっちり見えなかったのだが・・
きょうは紺碧の空に向かって、地球が大きな吐息をしている様を
見た思いがした。
 高千穂主峰に立ちはだかる急斜面。だんだんと息が荒くなってきた
 神社鳥居の登山口から頂上まで、通常2時間ほどのコースとのことですが・・
ご老体の体力を考慮、目標を3時間と設定~したがって、休憩・休憩・また休憩の連続~^^;
お~また桜島が噴いたー
 だんだんアゴが前にでて、胸突き八町をやっとの思いで超えると、御鉢火口が姿を現した。
火口の中段あたりに数スジの蒸気が立ちあがり硫黄の臭いが湧き上がってきた。
 火口の縁は馬の背になっていて、一息つける平坦な道がつづいたのだが・・
 一旦少し下降したのち、45分間の最後の試練が待っていた・・
高千穂主峰へのアタック!
この間、ただひたすら「ヒーヒーゼーゼー」無我夢中の急斜面をクリアしたとき~
夢にまで見た逆鉾がそこにあった。
山頂着PM0時45分。旅行社のタグをつけた「百名山登山隊」とおぼしき中高年の一行
若いカップルや学生のサークルみたいな一団などなど・・それぞれの達成感で
皆、満面の笑みがこぼれていた。
 義妹が拵えてくれたニギリメシ弁当~
壮絶な難行のあとの山頂の昼飯・・これまた筆舌に尽くしがたきもの、これあり・・
 おにぎりも良し、どん兵衛も又よし・・あつあつで美味かったー
 無人の山頂小屋にもやっぱり龍馬が・・
 昼食の後のコーヒータイム。いや結構結構~ふーっと一息元気回復す・・
 帰りの道は怖かった~
行きは大変、帰りは怖い・・同じ道を降り始めてまもなく、膝がガクガク勝手に動きだし・・
幸い大怪我もなく済んだんですが、もんどりうってすっ転んだりしながらも~
PM4時、予定通り下山完了。
初めて宮崎に来て以来42年・・仰ぎ見るだけだった霊峰・高千穂の峰、ついに登頂。
皆さんのご声援を背中に、とうとう達成できました~
(YouTubeにもUP予定あり)

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