7/27/2022

旅の終わり/北海道

7月27日(水)曇り時々晴れ。

昨日26日、いよいよ帰る日に。
弟の庭の吾亦紅に、花芽があがっていた。北の国は早や秋の気配。
Googleレンズで調べたら、これはノラニンジン。
今夜の便で帰るので、最後のランチへ。
10日間、ほぼ曇り模様が続いたのにやっとこさの青空が。
苫小牧海鮮市場の駐車場で、なんと沖縄の軽四を発見!
敬老マークのご夫婦だったので、日本一周の途中と思うけど・・!?ちょうど出ていくところで確認かなわず。
出来れば冒険話を伺いたかった・・と、悔やまれるすれ違いだった。
きょうのランチは、”いくらうに丼”にした。
かなり贅沢な昼飯だけど、これを頼んだのには「わけ」があった。
100円寿司の偽いくら、イクラ駅弁の鱒いくら、そして”本もの鮭いくら”の食べ比べ、確認のため。
”本物いくら”は水に沈み、ニセモノは浮くらしい。なんといっても、本ものは濃厚な味と独特な食感がある。
お、確かに沈んだ(↓)
食後に立ち寄ったのは、苫小牧港。
ふ頭に太平洋フェリーの”苫小牧⇔仙台⇔名古屋”が停泊していた。
(きそ・いしかり・きたかみ、の3隻で運行
岸壁で、サビキ釣りの人たちが小サバを次々にあげていた。
その脇に、BSアンテナまで備えた軽四が駐車していた。「旅する釣り人」かな!?
こんな旅をしてみたいと思う。
苫小牧は、霧がよくでるらしい。
”温かい海と涼しい陸地”2つの条件で”霧”が出る。うなずける話し。
ここは、JR苫小牧駅近くの市街地。
札幌ー函館を結ぶJR路線の中堅都市で、王子製紙の赤白煙突がいつも白い蒸気を噴きあげている。
苫小牧発18時、”特急すずらん”で南千歳へ向かった。
南千歳で、エアポート特急に乗り換え。
新千歳20:45分のPEACHでセントレアへ。
余裕をもって空港に着いたので、寿司弁当で腹ごしらえ。
出発ロビーに金のシャチホコ。
ナゴヤのPR用だけど、な~んか市長の影がちらちらり・・!?
出発が40分遅れた。
定刻より25分遅れ、23時丁度の着陸だった。荷物のPICK UPが、名鉄最終の8分前。切符売り場へ大急ぎ、冷や汗かいて出発ホームへ・・あれ!?発車時刻の23:31分丁度、電車がいない。
結局、最終電車も4分遅れ・・で、奇跡のセーフ!!!
旅の最後は「大慌て冷や汗の巻」であった。
しかし何より、涼しい北の大地で、美味いもんと大自然を満喫した。
2022年・北海道の旅「終わりよければ全て良し」にて。

7/25/2022

支笏湖で昼食(ヒメマス尽くし)

7月25日(月)晴れ。

苫小牧から余り遠くない、支笏湖へ行ってきた。

その前に、昨日の朝食のイクラ丼。
イクラの醤油漬を、道産の炊き立てご飯に乗せて海苔を少々ふりかけると、ぷちゅぷちゅとろっとろ!の風味が口から溢れるほどだった。
これは昨晩のBBQ・・
宮崎で獲れた猪と鹿を、苫小牧でゴチになった。
そりゃーうまい!!
弟夫婦が、昨年秋に浜松から引っ越してきた家。
2階建て4LDK、敷地80坪。広いバックヤードもついて、シャクナゲや栗の木などが植栽されている。根元には蕗やホタルブクロなど、大自然を切取った風情がオマケになっている。
さて、北海道あるある・・!?
用心が悪そうなハシゴだけど、結構あちこちで見かける。
「これ、なんで?」
これは、積雪時の道路境界を示すもの・・北海道の道路に必ずついている。
支笏湖の湖畔に、レンタルボートがズラリと。
どれも、釣り竿がセッティングされている。
釣り好き親子が、レンタル竿で釣りをしていた。
バケツの中は、名物のヒメマスではなくウグイのようだった。
上手く撮れなかったけど、いっぱい泳いでいる。
レンタル屋の料金表。
湖畔レストランのデッキにて、こんな景色を眺めながら・・
天然ものの”ヒメマス尽くし”のランチをいただきました。
塩焼きとフライ。やっぱり鮭のような色だった。
この釣り船には、免許不要の2馬力エンジンと、MINKOTAのエレキがついていた。
80馬力にMOTOR GUIDE/80ポンドエレキだと、TAIBOWS仕様だけど・・。
湖畔のビジターセンターから眺めた風不死岳(ふっぷしだけ)と活火山の樽前山(左側)
広々とした公園内、”あづき”が嬉しそうに走り回っていた。
北海道の何処にでも生い茂っている”クマザサ”。
この公園内にも群生があり、明らかに鹿が食べた痕跡が・・
やっぱり、近くに粒々の糞が落ちていた。
最大水深360m、透明度14~20mの湖という。
そこから流れ出す千歳川。花の時季ではなかったけど、梅花藻が流れに揺れていた。
(↑)この写真を撮ったのは、
イギリスの技師に頼んで作った鉄橋(↓)の上から。明治の末、王子製紙が製紙材を運搬するために敷設した鉄道のもので、今は廃線になってしまった。
その廃駅が改装され、資料館になっていた。
その資料館に、伊勢の国の松浦武四郎の由緒書があった。
江戸後期に前後6回も蝦夷地に渡り、確かこの地を”北海道”と命名した偉人と記憶している。
こんなボードを見かけた。
左半分が支笏湖で、その湖岸の線描きが”クマ”にそっくり。
前後したけど、国立公園の案内ボード。
原生林の公園内は、なんとも涼しい樹海が続く・・
いっぷくするエリアで”ナナカマドの大木”を見つけた。
びっしり実をつけて、早や、なんとなく秋の気配すら感じてしまった。
林道にアジサイ発見!
ガクアジサイ風で、大木の幹に絡みついたツルにびっしりの花が壮観!調べたら”ツルアジサイ”だった。「ここまでよく育ったなー」
”道道”の道路標識。
苫小牧に戻り、最後に見てきたのが”樽前ガロー”
樽前山が1667年に噴火した際に形成され”両岸が侵食”されて出来た絶壁状の地層。
宮崎、高千穂峡の縮小版みたいな川が流れていた。
ちょっと違うのは、””クマ出没注意””の警告板があったこと。
きょうの歩数は6254歩!市内唯一のコメダへ・・・
コメダ特製、キャラメルと生クリームのトッピング大盛かき氷~
ひと息つけたけど、完食は無理だった。必ずしも「大は小を兼ねる」ではない。
満喫・北海道、あっという間の10日だった。明晩の最終便でセントレアへ。
※滞在中、PC2台の修理完了。
⓵HPノート:分解修理とHDD⇒SSD交換。
②NECノート:Win7を10に変更しHDD⇒SSD換装。

7/23/2022

富良野へ

7月23日(土)曇り時々雨。

きょうは、ラベンダー見物で富良野へ。
ホテルの近くにコメダがあったので、出発前のモーニング!
全てがコメダだったけど、値段が500円だった。
きょう予約した、富良野行きノロッコ列車のロゴTシャツを発見!
背中撮ってもいいですか?と、OK~!ノロッコ担当、JRのお兄ちゃんだった。
この列車、旭川から富良野行き。シーズン中は大人気のラベンダー専用列車らしい。
家族向けのテーブル席や車窓を楽しむベンチ風など、白木造りのDIY感がGOOD!
やっぱり蕎麦畑が目に留まった・・
美瑛を過ぎると空が怪しくなり、雨が窓を伝い始め・・
雨雲レーダーを見ると、雨の中!
ラベンダー街道の中心あたり、中富良野に着くと・・
いっぱいだった乗客が、雨の中を降りて行った。子供連れも多く、大変だろうなー。
ラベンダーのイミテーションだけど、雰囲気はばっちり。
実は、中富良野(無人駅)までの切符だった。
傘を持ってないし、こうなったら富良野までに急遽変更。
車掌さんに聞くと、料金追加なしで「どうぞ」
外は相変わらずの雨。
富良野駅は、コインロッカーがあった。
ゴロゴロ荷物が600円の方にしか入らない・・100円玉が足りん!
で、ロッカー横の立ち食いソバ400円を食べて、600円GET!!
身軽になって、観光案内所へ。
係のおばちゃんから紹介された、ファーム富田へTAXIで向かった。
途中、コンビニで折畳み傘GETも忘れずに。
そこはやっぱり、中富良野駅の近くだった。
普通は、あまり目を止めることがないと思う、トチノミ。
白樺並木は、雨に濡れて情緒あり・・
大樹の向こうの花畑・・
これはハマナス・・
白樺の足元、多肉植物のグランドカバーがいい感じ・・
まさしくラベンダー色。だけど、香りはなく普通のソフトクリーム。
PAYPAY払い、税込み300円!
しとしと雨の園内を回る・・
創業は1958年とのこと。歴史を感じる佇まい・・
ラベンダーの最盛期は、6月~7月上旬らしい。
品種によるけど、この畑は明らかに時季が過ぎていると思う。
多肉類をグランドカバーにするとは、なかなか贅沢・・
少々ズングリ仕立てだけど、ポプラ並木・・
雨のなか、メンテの皆さんご苦労さま・・
ドライフラワーの館もあった・・
ハンギングも素晴らしい・・
ひと通り楽しむことができた。
ここまで来た以上、ラベンダー見ずに帰れない・・との思いを成し遂げた!
帰りのTAXIも・・PAYPAYで。
JRの粋な計らい・・ラベンダー列車2種の”乗車証明書”を頂戴した。
富良野から札幌へ。
そこで室蘭行き特急スズランに乗り換えるとびっくり!
この車両、一人だけ・・!?
札幌で買った駅弁・・夕食。
PM8時7分、予定通り苫小牧に着いた。
この度の小旅行、かなりの移動距離だったけど・・
北海道はでっかいどー!っと。未踏の場所は何れその内・・!?