カラスはエライ！

６月８日（金）晴れ時々曇り。

フィリピン近海で、台風５号発生。

沖縄本島には直接影響がなさそうだけど、南北の大東島に接近しそうな予報がでている。

きょう、あだん筆の材料を採ってきた。

海岸線に群生するアダン（タコノキ）は鋸歯状の頑丈な葉で、昔から砂防林の役割を担っている。空中の幹から、地面に向かって伸びるその根（気根）が筆の材料になる。

 根は細い繊維質の束で、毛筆風の素朴な筆ができる。

道具は（↓）の通り。

筆作りには、カッターナイフとトンカチが必要。 

カッターで皮を剥ぐ・・

 先端をカッターで削り、形を整えたら・・

 板の上で叩く、ひたすら叩く・・

 毛筆のようなモノができた。

あだん筆は、琉球王朝時代からあったそうだ。

 夕方、名嘉真川にミジュンの群れ。

最近、ず～っと現れている。

 その傍の海岸に、カラスが一羽。

何をするんだろ！？っと、砂浜に打ち上がったミジュンを拾い上げた。

 二尾を咥えて波打ち際へ、スタコラ歩くと海水に浸けた。

この行動、何のためだろ。塩味が好き？　砂を洗った？　何だろな？

（ミジュン＝イワシは、大型魚に追われパ二くって砂浜に突進する）

（別の浜では、その突進を待ち伏せるアオサギが不動の佇みを続けていた）

 これもカラスの為せる技。

国道の斜面にアダンが真っ赤な実をつけている。その実は甘く、ここに運び食べるている・・と、オヤジさん。時々、目撃するとのこと。防波堤がテーブル代わり～！？食べっぱなしの種だけが、ずら～っとランダムに並んでいた。

海岸線でよく見かけるイヌビワに、実がびっしりついていた。

（これはアコウです、、と、Sさんからメール着信しました(^^;～） 

 きょうの夕日は、何時もと違う～！？

普通は水平線にある雲が、そっくりそのまま浮きあがって夕日がサンドイッチになっていた。

2018年夏の旅（つづうく）