4/30/2015

2015年_イタリア(Day-08)*最終章

4月21日(火)晴れ。
旅の終わりに

あっと云う間の8日間だった。
ミラノからインチョンへの飛行は11時間ほど。帰りは往きに比べ一時間半も短かかった。
それは、往路よりかなり北寄りの大圏コースに近かったのと、偏西風の追風に依るものと思う。コリアン・エアの機内食。オムレツとビビンバから後者をチョイスした。
具とご飯が別々で・・もちろんスープやキムチもちゃ~んと付いてきた。
チューブ入りの唐辛子ソース。ちょっと舐めたら辛~い!
でほんの少々だけ、しっかり混ぜて頂きました。
B777の座席下に充電コンセント。
航空会社の特有仕様と思うけど、こんなところにあったとは!?隣りのビジネスマンがスマホを繋いでいた。
フィンランド・エアは、ヘルシンキ~セントレアで北朝鮮上空(国交がある)を飛んだ。けど、今回は流石にダメだよね。
コースを変更、ピョンヤンを避けるように黄海上へと迂回した。
一週間前に飛び立ったインチョンに帰ってきた。窓の外に、やっぱり居たよAirAsiaX。
思わず撮ったこの画像。
実は、往きの時も「彼の国の団体さん」が席を立ったあとを見てビッ~クリ!空缶、菓子袋、脱ぎ捨てスリッパ、新聞などなど。その散乱状況にギョ、ギョ~!
(一方わが国のそれ、それはそれは大変キレイですよね・・何時も)
インチョンで解散の今回の旅。
関西グループと別れ、いよいよセントレアにやってきた。北西の風が吹いているんだろう・・機は一旦、伊勢湾上空を南下して大きく迂回し、南誘導灯から無事着陸した。
この旅の結びにあたり・・
この際、インキョGGの写真も一枚だけ載せとこ!っと。
 そして、何時もの恒例作業・・
ベストショットの選択には苦労した。旅行中の、これが一番!と云う、たった一枚を選ぶのは些か難しいものがある。今回は殊のほかタイヘンだったが、やっとのことでこの一枚に決めました。その理由(わけ)とは?いちばん心に残ったこと・・だから。
それはベネチア、とあるトイレの物語り。
今回、阪急トラピクスでご一緒いただいた皆さま、楽しい旅をありがとうございました。
船長&ミエコさん「お疲れさまでした」このブログは、次なる旅に出るまで休業させて頂きます。その間、
TAIBOWS船長の出漁日誌をよろしくお願いいたします。

2015年イタリアの旅
(完)

4/28/2015

2015年_イタリア(Day-07)*ミラノ

4月18日(土)晴れ。
ミラノ
今回の旅行の最終目的地ミラノ。
イタリア北部のこの街は、ミラノ・コレクションでも有名ですね。

ベネチアを出発、途中ロメオ&ジュリエットの舞台ベローナでトイレ休憩。そして、ミラノに近づくと、遠くのレイヤーに白いものが見えてきた。実はここら辺りからもスイスの最高峰、Monte Rosa=モンテ ローザが望めるとのこと。そのまま北へ進むと、間もなく風光明媚なCOMOに至り、その後、国境のトンネルを抜けると、そこはスイス。
約290kmの長いバス移動の後、MILANOに到着した。
ランチで頼むレストランの水、概ね3~4€が相場。
水はタダではありません。この点だけは「ニッポンいいところ」と思いますね。
 タマゴご飯みたいですが、米のサフラン・リゾット。やや芯があり
あまり美味いとは云えないけど、ま~久しぶりの(米)だったので・・^^~
メインのお皿。 
ペラッペラのミラノ(風の)、とんかつ(風の)食べもの。
これは美味かった。 
レストランを出たらワンコの散歩に出くわした。
この店のすぐ隣りにオープンしたばかりのスーパーがあり、
食料品をいろいろ(と云っても30€弱)買った。と云うか、それだけしか残っていなかった。 
 道端に停まっていたイタリアの名車フェラーリ。
なんでも、目が飛びでるほどに高価な車らしい。
 藤の花、満開。
よくもまあ~ここまで育てたものと、ただただ感心!すごいな~!!
グリーンをまとった、 こんなビルも。石造りならではですね。これもすごいな~!
 花盛りの街路樹。
昔、ドイツを旅したとき「カスターニア」と教えてもらった。赤と白があり、和名でトチノキ。英名はチェスナット。イタリア語は何だろ・・?!
 ミラノの街並み。
ミラノは第2次世界大戦中、イタリアで唯一、連合軍の爆撃を受けた街と聞いた。そのため市域は廃虚となり、殆どが戦後再興での建造物とのこと。古都とは違う、街の雰囲気あり。
間もなく、ミラノ万博が開催されるそうだ。
一帯では、そのための更に新しいビルも出現していた。 
 公園で垣間見た“アーティスティック・イタリー”
 盗難防止!
こんな光景も至るところに。これ、アートにみえました。
 街角のFree WiFi
(ニッポン、見習うべし!)
 スカラ座。
と云えば、マリア カラス。昔の人間しか知らない、超美声カラスさんを思いだす。
 世界最古のアーケードとか。
ここと、隣接のミラノのシンボル「ドゥオーモ大聖堂」だけは、「どうも」連合軍は爆撃を避けたんじゃないかと思う。
 アーケードの真ん中あたり。
一流ブランドが全員集合していた。されど全く興味なし。そのコーナーの中心。モザイク模様の真ん中に小さな穴が開いていた。なんでも、カカトをつけて思いっきり「クルッと」一周できたらいいことあるらしい?!白人女性が挑戦したけど、4分の一で止まってしまった。
ミラノの ンボルであるドゥオーモ(ミラノ大聖堂)
アーケードのカフェで頼んだ、ウエーターお奨めのケーキ。
小粒のイチゴがたくさん乗っかっていた。レジ係りに聞いたら「ワイルド・ストロベリー」で、森で採取したもの、だとか。けど、真偽は不明 。
そこのカプチーノ。 
 店のショーケースにあった、さっきのイチゴ。味はやっぱり「ワイルド」であった。
(↑)このイチゴを食べたのは、この店(↓)
5月1日~10月31日まで開催の、ミラノEXPO-2015のチケットを売っていた。
今買うと7€お得!とか書いてあった。
 これもEXPOの一環・・?!
街角の古~いママチャリ・アート。前篭がごく自然のフラワーバスケットになっていた。
MILANOと云うミラノの新聞。
 早足巡りのイタリア世界遺産6泊8日。たいへんおもしろかったです。

           ITALY           

2015年イタリアの旅
(最終章につづく)

4/26/2015

2015年_イタリア(Day-06)*べネチア

4月18日(土)晴れ。
ベネチア<1
水の都・ゴンドラ

ベネチア=ベニスは様々に表記される。
英語では「Venice」と呼ばれ、これに由来して日本語ではヴェニス、ベニスなどと表記する。水の都、アドリア海の真珠などとも呼ばれている。

ベネチア本島への橋を渡ると、直ぐに連絡船ターミナルがあった。
島の移動手段に車両はなく、それは船のみ。
ターミナルの反対側にあるサンマルコ広場まで連絡船に乗った。大型クルーズ船や、プライベートボート(手前=かなり大型)も停泊していた。
島を半周したところで、サンマルコ広場のシンボル・鐘楼が目前に現れて、間もなく広場近くのJETTYに到着した。
岸と海面の差は殆どなし。数艘のゴンドラがさざ波に揺れていた。
サンマルコ寺院の鐘楼。
てっぺんに黄金色の彫像があり、その高さは、意外にも6mとのこと。見た目には、精々1mくらいの感じ。
すぐそこは海。広場の上空にカモメが悠然と飛びまわっていた。
時々発生する「ベネチア名物水浸し」は、このマンホールから海水が逆流してくるらしい。広場の雨水を排水するこのマンホールが、逆に災いの元凶とは。
サンマルコ寺院前、数チームの鼓笛隊がその技を競うらしいイベントあり。建造物からの反響が轟き、その迫力がもの凄かった。
サンマルコ寺院。その装飾は金箔で彩られて重厚そのもの。
べニチアは本島のほか、多数の島から成っている。
S字の大運河(CANAL GRANDE)を中心に無数の水路が交錯する。その水路を巡るのがゴンドラ・ツアー。
フリータイムで、ゴンドラに乗る前に自前のランチタイム。注文したのは、このPizza Quattro Formaggi=クアトロ フォルマジや・・
この海鮮パスタなど。お代は各々14€。
で、いよいよ本日のメインイベント!キャナルツアーに出発。
広場脇のJETTYで、ボーダーシャツの船頭さんに聞いてみた・・プラン色々の中から、30分80€/4名でお願いした。
橋の上から無数の観光客が眺めてる~
狭い水路・・
複雑に入り組んだ水路・・
「魚は居るの!?」
船頭に尋ねると、ラグーンへ出ればアドレアティックのデッ~カイやつが居るよ!
天井ぎりぎりの橋を何度もくぐり・・
再びゴンドラ桟橋へ・・
カモメが一羽、羽を休めていた。

ベネチア<2>
ベニスの昼下がり

ゴンドラを降りて、これまたベネチア名物「迷路散策」へ。船長の奥方が孫のお土産に、と、カーニバルのマスクを購入。
ついでに、ピノキオのマリオネットなどもオマケの値段でお買い上げ~
再び、サンマルコ広場を後にして・・
迷路の小路を奥へ、奥へと・・
こんな狭いところにも、誰かが住んでいたりする・・
迷ったら上を見よ!と、黄色のサインボードが元きた道へと戻してくれる。
午後3時のこと、
サンマルコ広場の名物、時を報せるカラクリ仕掛けを見上げた。大きな鐘の両側にハンマーを持つ人形が2人・・一時間ごとに鐘を打つ。ただし、右の人形は何故か5分前に2回だけ、カーン!カーン!左は丁度の時刻に連打の響き、されど手に持つハンマーが動いていない。と云うことで、今ではエレキ動作の音響装置かと・・たぶん!?
ピザ屋のWINDOWで笑っていた、パイ生地。
その(1)
やや苦笑いの
(2)
ガラスに映った光がベロに見える、アッカンベーの
その(3)
狭い路地で寄り添う建物。お互いを補完する、昔からの知恵の結晶。
あっちこっちと自由時間を過ごしていると・・「トイレ~!」っと、誰からともなく。
ベネチアのトイレ事情は、極めて悪い。レストランに入るか、ハタマタ公衆トイレをアタフタと探すことになる。で、路面に貼ったWCのマークに・・
「誘われて~!」若しくは「釣られて~!」
たどり着いたのが、このトイレ。
と、すかさず、トイレおばさんが(何故か近づいて)来た~
「一人1.5€ ちょうだい」と手を出してきた。「高いよ」いや書いてあるでしょ、1.5!」と、ま~こんなやり取りだったと記憶する。で、4名分6€を支払って、階段上のトイレへと急ぐ・・「え、え~!また料金所あるよ~!?」と、「不覚にもトイレ詐欺にやられた」記憶に強く刻まれることになる「お一人さま3€」もトイレに払った、と云うエピソード。
まてよ!「あ、そうだ!1.5€はトイレの神さまに献上したことにしよう^^~」
とまぁ~、あとの祭りとはこの事ですが、料金ボードの左横にありました。
[for payment only upstairs]
普通、こんなの絶対気づかない!なんで階段の下で料金徴収しないんだよ~
「予期せぬ出来事、やっぱりくやしい」
散策の途中、幾度もゴンドラに出会う。
ちょっと休憩はやっぱりこれ、カプチーノ~!
へへ、ポーズ決まってるね~
日射しが強すぎで、急遽GETのムギワラ風のお洒落な帽子。網目からポツポツ漏れるスポットがレースみたい。CUTE!
こんな感じの街歩き、いい感じ。
岸辺には、アカモクが大繁殖していた。水がやや濁って栄養満点なんだろか伊勢湾のものより、随分太っている。
アオサみたいな海藻もびっしりと。舐めてみなかったけど、アオサと思う。
ベネチア観光も、これにて終了。
連絡船の桟橋に戻ると、WCのサインが海に向かっていた。
は、は~ぁ!「ここならFREEか・・?!」
きょう一日をふり返り、「ベネチアでトイレ業やったらゼッタイモウカル」と誰かが云った。JETTYの夕日が美しかった。
2015年イタリアの旅(つづく)