毎年恒例・妹が拵える「竹の皮弁当」を持参し霧島へ行ってきた。
秋晴れの土曜日とあって、駐車場は満車状態。中に、名古屋ナンバーも見つた。
さて、その出発の朝、集合場所の都城へ着くと桜島の噴火が目に飛び込んできた。
西の風が吹くと、ここでも灰が降るとのことだが・・
高千穂ヶ原・第二駐車場に車を止め、AM10時半トレッキング開始。
針葉樹林帯を進む。登山道が整備されていて歩きやすい。
ここは、霧島錦江湾国立公園。
赤松が多く、櫟も時々見られる登山道に鹿が3頭のんびり遊んでいた。
赤松が多く、櫟も時々見られる登山道に鹿が3頭のんびり遊んでいた。
なだらかな上りから尾根へ。そこから一旦谷に降り、再び尾根に出たところが頂上だった。
丁度12時になった。心地よい霧島の秋を体感しつつランチタイム。
眼前に韓国岳の眺望。薄っすらと雪をかぶり、登山者の姿も確認できる距離だ。
これが毎年恒例の「竹の皮弁当」
青空の下、トレッキングの弁当に「これ以上のもの無し」
松茸、昆布、はんぺん、里芋、切干し大根、ゼンマイ、自家製蒟蒻、地鶏、
厚揚げ、唐孟宗のタケノコなどなど、出汁の効いた田舎煮しめは「まこっちうんめかった」
厚揚げ、唐孟宗のタケノコなどなど、出汁の効いた田舎煮しめは「まこっちうんめかった」
それに、大型おにぎり2個。
中は塩昆布と梅干で、昆布と生姜の味噌漬け(三年ものとか)が添えられていた。
中は塩昆布と梅干で、昆布と生姜の味噌漬け(三年ものとか)が添えられていた。
ぜ~んぶ平らげた後、携帯コンロで湯を沸かしコーヒータイム。
霧島の秋、木漏れ日の中で究極ランチを堪能。
至福の時間。
至福の時間。
遠く桜島を望むと、またまた噴煙が東方へ棚びいていた。
霧島国立公園の大樹。威風堂々に聳え、その姿から神々しさが伝わってくる。
朽ち果ててその一生を終えた老木も又、何かを訴えているかの如し。
それでも尚、凛として立っていた。
それでも尚、凛として立っていた。
下山道の傍らに霜柱を見つけた。
午後1時、日は高いのに。
この大きさで残っているとは、意外と気温が低いのかも。
心地よいトレッキングを楽しんだ後、これも又お決まりのコース「新燃温泉」へ。
硫黄の匂いが辺りに漂う。
30分以上入浴禁止!硫化水素が危ないなど、いろいろ面倒な温泉ながら
その人気は高い。その湯は硫黄で真っ白、知る人ぞ知る秘湯だ。
新燃温泉からつづら道を下ると、そこは霧島温泉郷だ。更に下り、霧島神宮に至る。
神宮の大鳥居前道路は、紅葉が真っ盛りであった。
霧島の秋、フルコースの最後は何時も高千穂牧場に寄る。
絶品のソフトクリームにありつくためだ。午後3時、閉店のシャッターを降ろそうと
していた店員さんに「ちょっと~!」と待ったを掛けて・・
名古屋から食べに来た~!っと。
濃~いミルクのソフトクリーム、ここでしか味わうことができません。
前方は高千穂の峰。
前方は高千穂の峰。
午後4時、都城に帰り着いた。
と、弟んちの車が、全部こんな感じに。
桜島噴火の降灰は、西寄りの風が吹くと何時も都城へ到達するとのこと。
それどころか、さらに東の宮崎市にも灰が降るとの予報。
さっき、TVニュースが伝えていた。
竜宮城滞在も、あと一週間になった。
帰りたくない現実世界へ戻る日まで残余7日。
~^^;~
0 件のコメント:
コメントを投稿