6/30/2017

ゆっくりの日

6月30日(金)曇り。

一年の半分が今日で終わり。
6月も最終日だし、このホテル滞在も今日で終わり。最初の計画では、このホテルに3泊し今晩はクタに泊まる筈だった。ところが、一昨日になって急きょ計画変更。ここでもう一日延ばすことにした。
ビーチサイドで、バリ最大の観光地区と云われるクタも魅力ありだけど、移動するのも面倒だしインキョGG夫婦は、敢えて静かなここが気に入った・・と云うことになる。
朝方、雨が降ったようで庭が濡れていた。朝食を済ませると、スタッフが庭木の剪定をしていた。
 今日は何もしない「ゆっくりの日」と決めたけど、BFのあと村の中を歩くことにした。隣の田んぼでは、きのうに続き今日も稲の間の土をゴシゴシ引っ掻き回す農作業をしていた。 
この位置に「キンタマーニ」がドーン!と現れる筈なんだけど、きょうもダメそう。 
 村の入り口に立っていた。
 これはきっと「田んぼの神様」だと思う。
宮崎でも、タヌカミサーと云われる石像が、あちこちの畔道にお座りになっている。
 こんなトンボを見かけた。沖縄のSさんなら、即座に名前が分かる筈。
 BALIは火山の島。火成岩は素朴な感じの灰色で、味わいのある建材になる。
 BALIの凧揚げは有名。
そのシーズンは6~7月がベスト、とHOTELスタッフから聞いた。その2ヶ月は風がよく吹き、凧揚げに最高の時季。各地で凧揚げ大会もあるとのこと。
ちょっと空を見上げると、10個ほども見つける事がある。きょうの散歩中、その一つの現場?を発見。糸を触らせてもらうと、結構な引きだった。うう~ん!チヌに換算すると40センチ前後かな~!?
空に居たときは小さく見えたけど、地上に戻ったらデカかった。 ビニール袋を利用した子供たちの手作り。
周りに生えている雑草を、尻ッポにつけて飛ばそうよ~っと、こんな提案を(↓)持ちかけたら、即刻却下された。
沿道にレストラン(村のメシ屋)があったので、ローカルランチを注文した。 
 ナシプティに、何やら色々トッピングしてくれた。
スープは鶏肉らしい具入り。結構いい味で完食だった。ミネラルウオーター一本とランチ2名分で、お代は55000IDR(インドネシアルピア)だった。0を2個取って0.9をかけると・・さてその答えは凡そ495円。
 足元に、こんなんが(↓)ピヨピヨ鳴きながら寄ってきた。 
 メシ屋の子供たち。
ど派手なオモチャを抱えていて「ガルーダ?」と何回も問いかけたけど返事ナシ。隣のお客さんがYES!と。
ガルーダは、仏を背中に乗せて世界を飛び回る神と云われている。インドネシア航空もガルーダが冠になっている。小さいけど立派な民族楽器(禅宗とそっくり)を両手で打ち鳴らし、伝統芝居の様な遊びをするのでは・・!?と、勝手に妄想を巡らした。 
 猫を見ると撮りたくなる。 
 何故か水路に落ちていた、ジャックフルーツ。見上げたそこの大樹にも実がついていた。
部屋から眺める緑豊かな庭園。きょうで見納め。
外で食べていた夕食を、最後の夜につきHOTELで頂いた。
BFと同じ場所をディナーに使っている。壁にはお馴染のCicak(チチャ)がいた。夜になると現れて害虫を駆除してくれるので、人間さまは大変助かっている。
 メニューの中から最初に選んだのは、やっぱりトムヤムクン。生きのいいプリプリの海老。これが大当たり!激うまだった。
 レモンの香りがした水。
夜のオープンスペースのレストランのこと、虫が飛び込まないようにお洒落な蓋がしてあった。
 メインプレートは、
①鯛とバリ野菜のバナナの葉っぱ包み蒸し。
②グリル地鶏とバリ風マリネペースト&バリ野菜。
何れも白いご飯つき。
(英語の長~いメニューなので上記簡略化)
 ご飯は竹籠で出てきて、好きなだけ食べられる。
 スナッパー(鯛類)とバリ野菜のバナナの葉っぱ包み蒸し。
 民族衣装の女の子が、水を注ぎにきて分かった。
サーバーの中に、ライムとキャロットの串刺しが入っていた。
 7時~8時PMまでの一時間、ほかのお客は遂に誰も来なかった。
な~んか、悲しいような嬉しいような・・バリ最後の夜だった。
(夜の庭園は半暗闇に包まれる)
明日、11時AMに空港まで送って貰うようフロントに頼んだ。
午後のフライトで、DPS→JOGへ。フェリーと路線バスの手もあるけど、やっぱり「歳」とったかな!?
2017年夏_インドネシアの旅(つづく)

6/29/2017

窮すれば何とやら@BALI

6月29日(木)晴れ

昨日の夜、タブレットPCのminiUSBポートが破損し、画像UPが不可能・・と書いたんですが、残された道がちゃんとあったんです。残されたと云うより、
ず~っといい方法。
それは、iCloudの同期を切断しGoogle Photoに変更すること。こんな簡単なこと、何故今まで気つかなかったのか・・!?「それは、困ったときの成せる技」
2日目の朝食、レストランに祀られている神々。
 今朝のBFはアメリカンスタイルを選択。
きょうも爽やかな風が通り抜けていた。
 スクランブルEGGとベーコン&ソーセージ。
バスケットいっぱいのパンが運ばれたけど、メインプレートのみで充分だった。
 朝食中に、階下でドローンを飛ばす家族連れがいた。
母が稲田のまん中の畦道に立って天を仰ぐ、息子が空から撮影する。で、父がそれを見て笑っていた。操縦がかなり上手かったので、旅の前に相当な練習を積んできたに違いない、と思った。
朝食後、昨日デスクに頼んでおいたHalfday Tourにでかけた。
ホテルのバンを提供してくれて、自分好みにアレンジできる仕組みのオリジナルツアー。

そのドライバーは、HOTELスタッフのDEWA-sanだった。名前のスペリングを聞き忘れたので〝DEWAN(G)-sanかも・・?
そして、なんと・・彼の奥さんは“ヤマトナデシコ”だったんですね。スマホの写真を見せて貰ったんですが、それはそれは美しい方でした。
そして更に、プログラム最初のコーヒープランテーションでのこと、コーヒーを飲みながら彼が奥方にTELし、ご挨拶までさせて頂きました。奥さまの熱心な教育により、彼のニホンゴはほんのちょっとだけ。で、子供たちはペラペラ、とのことだったです。
これはコーヒー園に飼われていたジャコウネコ。猫と云っても、フルーツ(コーヒー豆も)しか食べないそうだ。これの豆入り💩も展示してあった。
 デワさんと農園の案内人(中)。
一緒にジャコウネココーヒーのテイスティングをさせて貰った。
 その売店で、ジャコウネコとスタンダードをちょっとだけ購入。
ジャワコーヒーは知る人ぞ知る「通」の味と云われている。女性スタッフが持っているのは、ヒンドゥの神々に捧げる供物で、一日一回必ず新しくお供えする。 
 バリは、石と木の彫刻が盛んなところ。木彫の実演と作品を見た。
 4世代に亘り100年以上も、ここに住み続けている一家族の屋敷が観光客に開放されていた。昔、日本にもあった藁葺屋根だ。
土の竈で燃料は薪。 
5~60年前の日本でも、普通にみられたもの。
信心の深さは、バリの何処ででも見られる。 
井戸があったりする庭には、鶏やヤマアラシも飼われていた。 
 次は高級な彫刻を扱う店。
凡そ縁のない、白檀や黒檀の彫刻に混じって“キンタマーニ”の絵が飾ってあった。ウブドゥのどこらでも見える山だけど、雲に隠れてなかなか姿を現してくれない。帰るまでに、絶対に撮りたいと思っている。
 そこの店の中庭にあったプルメリアの巨木。
ここまで巨大に育つとは思いもよらなかった。
 ランチタイムは、バリの田舎風景に溶け込むレストラン。
女性スタッフの皆さんが、美しい笑顔と美しい英語だったのでちょっと驚いた。
 イカンゴレン(魚のディープフライ)とナシプティ(白いご飯)。
 魚は淡水魚で、たぶんブルーギルかテラピアだけど熱々カリカリっで、骨までしゃぶれる旨さ抜群の味だった。
 エレファントCAVEへ。ここは聖地らしく、短パンの男性&女性はバリの腰巻きが義務のようだった。
稲作の女神、Dewi Sri。
昔、故あってバリ島でガルーダと共に初めて知ったのがこれだった。水田に絶え間なく水を給する水瓶を抱えている。
 域内を散策していると・・
 わが家のボニーにちょっと似ているワンコに出会った。
 観光地のどこでも、みやげもの屋のおばさんはタクマシ~イ!
そんな店が両側にずら~っと並んでいた。
 最後に訪れたのは、滝が見える風景。
かなりの急坂を下り滝壺にたどり着くと、水浴びが楽しめるらしい。デワさんが、バスタオルを差し出したので「???」だったけど、濡れたら拭いて!とのこと。そんな~!あそこまで降りていく気など、毛頭ありません(^^;~
 そして、当然ながら眺めただけでさっさと帰りました。
いま滞在中のホテルは田舎にあり、UBUDの中心街まで、誰かに送って貰うしか方法がない。フロントデスクは気楽に対応してくれる。もちろん有料で、ホテルの専用送迎車なんで上等な車。2~30分の距離で料金は720円。ツケで乗れる。(2時間ごとの定時に出るシャトルは無料)
ケチャorガムランかを聞かれたので、忙しいケチャよりガムランの方に決めた。ショーがPM7時半から始まるので、それに合わせてピックUPはPM7時。入場料金は何と、一人10万ルピア≒JP¥900だった。公演会場の前で、売り子が待ち受けているので予約なしで買える。
 何種類かの演目が次々に披露されていく・・
 入場の際に、その解説書を渡してくれる仕組み。
各国語があり、当然ながら「読み易い・や・つ・」を貰った^^~
 ショーは一時間半で終了を迎えた。
女性の出演メンバーが各国語で挨拶をし、日本語は最後だった。こう云う場合、最後の方が「値打ち?」があるのかな、と。
TVの番組で時々観ることがあるけど、生演奏のバリ伝統楽器と踊りは格別のド迫力だった。
2017年夏_インドネシアの旅(つづく)