6/16/2016

自然観察とデザイン教室

6月16日(木)晴れ。

沖縄、晴れました。
暑いのなんの、愈々梅雨明け・・で、これが沖縄。
そして、今朝は蝉の声。県立中城公園の自然観察会に参加した。講師は県立公園・統括学芸員のSさん。
お、お~バナナだ~!いや違います。
天空に巨大な扇を開いたようなオオギバショウ。
その実なんですね。
 オオギバショウの葉柄を近接撮影。
自然が作ったアート模様。
 公園内を巡る自然散策路。
一見、木製のような樹脂のデッキだった。この順路に沿って、S先生の植物や昆虫の話に耳を傾けた。そして、野山で思う存分に飛び回り、草や木に工夫を凝らした昔の子供の遊びに話が弾んだ。
タイワンツチイナゴ
デッキの上でまさかの日光浴・・!?このイナゴ、直射日光下で何匹も見た。しかも、逃げない。昔、畦道にたくさんいた。そ~っと近づいてもクルリっと稲の裏側へ。で、用心深く手を伸ばし捕まえる。子供の頃のイナゴ獲りを思い出した。
ナナホシキンカメムシ。
七色に輝くのは羽のみに非ず。なんと6本足全部が光彩を放っていた。ただし標本にしたり、死んで乾燥すると光らなくなる・・との、S先生の説明に「へぇ~!」これでは「玉虫厨子」を作れません。ところが何と、水で濡らせば光が蘇るというから、又々「へぇ~!」
 散策路の頂上に到達した。
登り口から300mほどの地点。で、標高は120mとのこと。遠く宜野湾が見えた。上へ上へと登るほどに、汗ばんだ身体には有り難い、涼風が吹き抜けていた。
 平地に降りたら、やっぱり暑い。
エアコンが効いた園内の研修室で開催されたのは、沖縄の自然素材を活かすデザイン講習会。道端の草むらから採集した云わば雑草などを材料に、皆で作品作りを楽しむことができた。
参加の皆さん、デザインの腕の冴えはお見事だった。ただ見ている内に形が出来ていく。 
こんな大作も楽しませてもらった。 
藪椿の小枝を使った、壁掛けオブジェ。
 椰子の葉柄をバラ風に折った、サンバイザーのワンポイント。
 同じく、これも・・
籐のバスケのアクセントにも・・ちょっと添えたら、世界で一つのオリジナル。 
 皆なヽ^^ヽ・・よくできました~っと・・。AM10時から、あっと云う間の6時間。
おつかれさま。楽しい時間をありがとう。
 帰り道、きょうの暑さの対抗手段!それは、ゼンザイしかありませんね。「熱いのと、冷たいの、どちらになさいますか?」勿論、冷たい方を選択。しかし「熱いゼンザイ」が沖縄に存在していたとは・・きょうまで全く知らなかった。新事実に遭遇。
蝉の声で、梅雨明けました。
(6/16日、AM11時。気象庁発表)
2016年夏/沖縄の旅。
(つづく)

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