3/23/2014

南米大陸へ(Day_06)

3月17日(月)
愈々、マチュピチュ遺跡へ。
モーニングコール朝6時、と云うよりその前に目が覚めてしまう。
これ、好いことか如何か・・!?自己判断がつきません^^;~ハハハ。
午前6時のレストラン通路、今朝も既に商売が始まっていた。
ガンバルな~インカの母、強し!
  ホテルからバスで25分ほど、ペルー鉄道のオリャンタイタンボ駅に着く。
ここから一時間半、マチュピチュの麓まで列車にて移動。
 駅前に停車していたペルー版のトゥクトゥク!?
タイに比べ、やや華奢(きゃしゃ)な造りかな。ペルーの至るところで見かけるので、
観光用も然ることながら、庶民の足としても重宝されているのかと思う。
 これが山あいの鉄路で活躍する、ペルー鉄道の400_DIESEL機関車。
 極めてゆったりと・・ガタゴトと。窓に流れる景色を楽しみながら。
そして、ジュースと茶菓子のサービスが付いていた。
 マチュピチュ駅、遺跡の麓アグアス カリエンテス村に到着。
駅前のバス停で乗車、遺跡の入り口までシャトルバスで向います。そのバスの後部に
“富士山に日の丸”のマーク発見。しかしこれ、紛れもなく“マチュピチュ遺跡”のロゴでした。
その意味するところ、“遺跡に昇る太陽”とのこと。
これ、富士に昇る太陽そのまんま、かと。
関係ないけど、ちょっと嬉しい!
 谷を覗くと、今さっき登ってきた麓が見えた。
 遺跡のゲートで、ガイドさんのレクチャーを受けてゆっくりじっくり3時間半。
息が切れないように、神秘の遺跡を巡ります。
ここは標高2400mなり。
この先はインカ道。
帝国の領土拡大に伴って、総延長は4万キロにもなるそうだ。近年、そのインカ道を辿る
ツアーも人気とか。3泊4日、テント生活で踏破するそうですが・・。
 すっくと聳える大樹の向こうに、段々畑。
 ここが一番のビューポイント。絵葉書などに登場する景観。
英語なら・・It's the great ! とか云うのかな!?
登ったり、降りたり。降りたり、登ったり。  
 とに角、息切れに注意して・・
時には、ゆっくり休憩したり。 
 ここは霊がさ迷うところ、人骨発見の多い場所とか・・墓場か生贄か、それも謎。
 強固な石門、敵の侵入を防御のため・・!?
 ただし、ここの住人はスペイン侵攻の前に、更に奥へと逃げたらしい。云わば無血開城。
されどスペインも、ここには来なかったそうだ。
 マチュピチュ一帯は全て岩山、石材調達は容易だった。切り出しや加工途中の岩石群。
建築石材の加工場跡。
 これは日時計とのこと。
 段々畑の一角でリャマが遊んでいた。
 アマゾンを代表する魚、ピラニアではないかと伝えられている。
 段々畑を下から眺めると・・ただ驚嘆のみ。
インカの民よ、よくやった!
 ここから遠くに目をやると・・
2010年1月、集中豪雨による土砂崩れが発生。観光客1900名が孤立する崩落が見えた。
既に道路は開通済み。ただし、その復旧と落石防止工事が今も行われていた。 
 ここが遺跡の入り口、ぐるっと回って戻ってきた。
ピストン輸送のシャトルバスが、次々に観光客を運んでいる。帰りのバスに乗り込む・・と。
まさにその時、スコールがやってきた。
巡りあわせの幸運に、感謝!
マチュピチュ駅から、帰りの列車にて再びオリャンタイタンボまで。
そこから迎えのバスで、ウルバンバへ。昨日に続き、そこのホテルで2連泊。 
何度も何度も、TVや新聞や旅の冊子や・・見覚えのあるあの景色を、この目で
しっかり確かめた。
されど、マチュピチュ遺跡群の神秘は、未だ謎なり。
明朝、ホテル発クスコへバス移動。その後、空路リマへ向かいます。
いよいよ旅も終盤に。
(つづく)

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