3月18日(火)
ウルバンバを発ち、クスコ空港から首都リマへの移動日。
今朝の出発は、比較的遅めのAM9時。
で、余裕でホテル周辺の散策ができました。
宿泊地のウルバンバから、ひと山越えた峠の休憩ポイントにさしかかると、谷の向こうにアンデス山脈が聳え、雲の切れ目に雪渓が見えた。そして、この峠を渡る風も幾分冷たい感じだったですね。
広場の斜面で、ロバの親子がノンビリと草を食べていた。
その向こうはユーカリの林。「これ、防風林ですか」と、ガイドのサイディさんに尋ねると、建築材として出荷するために栽培しているのだそうだ。所謂、手間のかからない換金作物として、古来より伝統的に植林されてきたとのこと。
バスの車窓から羊の群れが見えた。
峠を下りると、そこはクスコの街だった。
「ペルー マチュピチュへの 誘い」と云う本を購入した。
実はこの本、我々をクスコとマチュピチュに案内してくれた2名のガイドさんの一人、サイディ(サイディ・マリア・ネグロン・ロメロ)さんの著作によるものなんですね。クスコの国立大・観光学部を卒業し、25年以上にわたってスペイン語は勿論、フランス語、
英語、そして日本語のオフィシャル観光ガイドとしても活躍中の才媛でした。そして、ガイドの傍らマチュピチュ遺跡の研究を重ねた成果を纏めたのが、この本。巻頭に彼女のプロファイルが記載されていました。
いつもニコニコ優しい女性で、たいへん奥ゆかしくこの本を自ら著したことを、最後の最後まで話しませんでした。もう一方のガイドさんが、この本を携えて史跡案内の参考にしていました。
で、ちょっとだけ本のことを紹介してくれたので「え~!」っと明らかになったわけですね。その内容は、マチュピチュの謎が観光客の視点に立って描かれています。また学術的にも深く考察されていて、ぱらぱらっと眺めただけでも嬉しくなるものです。
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英語版ですが、amazonでも紹介されています。
白紙の部分にサインをしてくれました。ついでに彼女と記念の一枚!(お別れのクスコ空港にて)日本語が読めないそうなので・・以下、ご挨拶!
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Hi ! Ms. Saydi,
We'd like to say many thanks for your heartful guided in the heritage, so we had a great experience on Machu Picchu where is the mystery place for us. even are really enjoying to read a book that you wrote it.
please say hello to ur co-guide.(sorry, missed his name)tks so much again and God bless !
InkyoGG.
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海抜3500mのクスコ空港。<ready to takeoff !>
ひとっ飛びにてリマ到着。
空港前の看板群に日の丸なし。あるのはハーウエイやサムソンばかり、あ~あっ!どうした、ニッポン!?
ペルーでお世話になった現地旅行社。
=コンドルトラベル=
click to: A must to see Cusco and Machu Picchu
↓
ペルーの首都・リマ。
リマは旧市街、新市街、そして不法市街(?)から成っているそうです。
市庁舎の前庭にも、花がいっぱいだ。
リマのウオーターフロント。夕日の中にパラグライダーが飛んでいた。
リマの若者に、超人気のデートスポットでもあるらしい。
あのガウディを模したオブジェがあった。
この雰囲気なら、夕食はシーフード?っと、思いきやザンネン、肉だった~!
次は、この旅の最終章・ナスカの地上絵を訪ねます。
(つづく)
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