6/11/2012

タイ国有鉄道初体験

6月10日、日曜日。
列車の旅もいいかも知れないね~話しの弾みでGさんと合点!・・どこに行くと決めもしないで、
ホテルの朝食後にトゥクトゥクを捉まえてチェンマイ駅に向かいました。当てズッポ!に決めた
行き先は「LAMPANG」そこがどんな所なのかなんて全く知りません。とにかくチェンマイより南の方角だけは確かです・・

指定の7号車に乗り込み、席を探していると「May I help you ?」とタイ人の夫婦に話しかけられ・・
実はこの列車は午前5時45分のバンコク行きで、間もなく発車とのことを教えてくれました。
AM10時、チェンマイ発バンコク行きはとにかく発車~しかも、ガラガラ~大幅遅れのため乗客の皆さん逃げ出したのかな~!?

まもなく車内販売がやってきた。制服のお姉さんどころか、なんと普通のおばさんが2名、それぞれ自家製のソーセージやフライドチキンをお皿に盛って現れたのには、ちょっとビックリ・・


こんなんを2本買いました。ハーブ入りのホームメードソーセージ、薄味でスパイスが
効いて美味かった~

これがそのチケットです。よくよく見てみると、確かに6月10日、05:45チェンマイ発~
08:22ランパーン着になってるよう~!で、実際の発車がAM10時、4時間以上も遅れたのになんの説明もなく、普通に切符を売って普通に発車したのですよ。
で、この特急切符のお値段ですが、3時間も先のところに行くのに何と23B=57円50銭には驚きでした~タイ国有鉄道恐るべし、ですね。

チェンマイ近郊の平地を過ぎると、ジャングルを切り拓いた山岳地帯になった。険しい谷の真上を通り、ときどき数軒の村落も見え隠れ・・

PM1時過ぎランパーン着。山の中に突然現れた人の暮らす町・・と云った印象だった~

渋い木造の駅舎だった。駅前広場には古の蒸気機関車が展示してありました。

ランチを食べに入ったビーフン屋。店の中から撮ったので逆光になってしまった。狭い店だけどお客がたくさんいた・・

細ビーフンのスープは薄味でバカウマ~お客で賑わっている理由が分かった。この店の前に
ドリアン屋台が出ていてやっぱり人だかり・・で、とうとう釣られてしまった~

町並みの中、とある家の軒先に咲いていた熱帯睡蓮。

リバーサイドの一角で釣り人が3名、川に仕掛けを投げ込んでいた~暫く見ていたが
反応ナシ。

そろそろ帰り支度・・と、バスステーションへ。帰りはバスで、との思惑は大外れ~!
本日のチェンマイ行き路線バスはFULL OF SEAT(=全部売り切れ~)とのことで、
再びの列車利用となり、急遽駅に行って切符を買いました。
来るときのチケットは英語が併記してあったのに~今度は全部タイ語で全く理解できません。
で、係員に聞くと・・この列車はローコストレインにつき座席指定はありません・・でした^^;~

往路は特急の座席指定、で帰りは鈍行各駅停車~で、なんとビックリ!料金は全く同じの23B=57円50銭・・これ、どうなてんでしょうね~
で、鈍行列車らしく、乗ってきたのは地元の人々・・沿線住民の買出し専用列車のようで、手に持ちきれないほどの荷物は食料品、雑貨、茄子の大袋や何とドリアンを束ねて乗ってきたご婦人も~!当然、車内はドリアンの甘~い香りに包まれてしまった~^^~公共交通機関に持ち込み禁止!なんてのは、どうやらここではおかまい無し~のようです。
さて、駅に着くとおばさんたちは一人、また一人、青ランプの下のボタンを押してドアを開け、
何気ない顔で荷物を担ぎ降りていきました^^~

片田舎の駅、長閑さが漂っていた・・昔、日本にもこんな風景がありました。単線運行の旗振り
係りの駅員です。

PM3時10分、ランパーン発鈍行列車はPM6時過ぎにチェンマイに帰着した。
目的地でランチを食べただけ・・の、そのタイ鉄道初体験の旅は単純なものながら深く記憶に残るものとなった。出発から帰着まで、ちょうど8時間が経過していた。

2 件のコメント:

ゆめこ さんのコメント...

あてのない旅、時間に追われず気の向くままにってなかなか日本では出来ませんもんね^^
それにしても時間のルーズさには驚きました!
それについて文句を言う方がおかしい様なお国柄なんでしょうかね^^;
時間だけじゃなく値段設定もかなりルーズですよね。
でも無事日帰りで帰って来れて良かったです(笑)

ikkyu さんのコメント...

>ゆめこさん・・
毎日が日曜日のインキョ夫婦にしか出来ませんね^^;~こっちにいると、何もかもがきっちきちのニッポンの方が変じゃないかと思うようになりますね~
行きは特急、帰りは鈍行列車だったんだけど、所要時間に大した差がなかったのもニッポン式では???だったです~