7/19/2009

THE TIP OF BORNEO(Ⅰ)

GさんKさんご夫妻、インキョGG夫婦の計6名・・一泊2日の旅へ行ってきました。KKからボルネオ最北の町KUDAT(クダ)まで約200km、チャーターのミニバスで3.5時間ほど。ミニバスはTOYOTAハイエースで、往復送迎料金は500リンギ、13000円ほどでした。希望すれば、あちこちの名所へも追加料金無しで連れてってくれます。
田園地帯、マングローブの林、さらに山岳地帯を走り抜けて…。マレーシアでは、牛や鶏が遊ぶ普通の田舎道でも、高速道並みの制限速度90キロです。若い運ちゃんのMAX君は軽々100キロ以上でスっ飛ばす・・ちょっとコワイです^^;

クダ近くになって、とある山道の脇にロングハウスがありました。車を止めてちょっと見学させてもらいました。マレー独特の長い高床式住居で、何世帯もの家族が共同生活を営んでいます。椰子畑の作業かな・・あたりに人影は見当たらず、ワンコが2匹だけ・・でした。

国道から少し入った所にGONG(ゴン)を作る村がありました。どの家もトンカントンカン・・厚めのブリキ板をハンマーで叩き形を打ち出してました。ここで作られたゴンは、サバ州各地に送られるそうです。ゴムを巻いたバチで打つと「ゴ~ン!」祇園精舎の鐘の音~、、みたいな余韻のあるイ~い音色がしたので、直径50㌢位のものを一つ、思わず買っちゃいました。

さて、いよいよここがボルネオ最北端・・THE TIP OF BORNEOです。少し手前で車を降り、先端まで続く歩道を進みました。海風が強く、潮騒の音が辺りに響きます。
岬の突きあたりに「ボルネオ最先端」の大きなモニュメントがありました。裏面には、あの大航海時代のマゼランが立ち寄ったとの史実が刻まれていました。16世紀、世界一周航海の途中、船の修理のため42日間この地に留まったとの記述がありました。

折角ここまで来たので、記念に帽子を買いました。ランチを食べた岬の売店で20リンギでした~

岬を降りて直ぐの海岸で釣り人を発見しました~
なんと、、若い女釣り師!っと、いっても趣味で釣りをしているわけではありません。今晩の夕飯のオカズを入手する為です。もう少し離れたところでも、やっぱり同じイデタチのオバさん軍団がいましたね・・ボルネオ最北端の釣り師ですが、、背にしょった魚篭(びく)の中を見せて貰ったら、、空っぽでした~ザンネン^^

ホテルの予約なし、でやって来たので、何とか確保しなければなりません・・ね。2軒目に尋ねたホテルが空いていました。名前は「THE UPPER DECK HOTEL」ツインで一泊80リンギです。アッパーデッキと言えばジャンボ機のファーストクラスの事ですね・・この場合は、船の甲板程度のことですから、、ま~そんなに物々しいことでもありませんね・・

そのアッパーデッキの部屋の外は小さな漁港でした。窓を開けると、潮風に乗って魚市場の臭いも入ってきます・・

漁船はこんな感じの古~い木造船ばかり、、沖を行く船の足もかなり重そうです・・

夕方、真っ黒い雲が立ち込めて、、お~愈々来るか~!!!っと、期待が高まった、、んですが~ザンネン「あれ」はとうとう現れませんでしたー

6名で囲んだ夕食は豪華シーフード、、地元の若者に教えてもらった一押しのレストラン・・で、頼んだ料理は、フカヒレのスープ、ハタの煮付け、海老の唐揚げ、ポーク角煮、野菜のミックス炒めなどなど、食べも食べたりテーブル一杯にお皿を並べて・・お一人様850円で腹いっぱい、クダの町もいいところです(^^)

ボルネオ最北端の旅・・・THE TIP OF BORNEO(Ⅱ)につづく

3 件のコメント:

jurian さんのコメント...

念願のアレが見られなくて残念!(≧∇≦)

素朴な田舎町ですね。やっぱり人々もフレンドリーで明るいのかな♪

マゼランが立ち寄った歴史的な場所に立てたなんて羨ましい!!

ikkyu さんのコメント...

>juriannさん・・
港の子供たちも、市場で出会ったオジイさんも・・みんなフレンドリ~。魚市場や青空市場の皆さんも、、通りすがりの見物人に笑顔で接してくれます・・何にも買わないのにね~^^;
暗雲が立ち込めて、一瞬期待できる雰囲気だったんですが・・ね、今回はザンネンでした・・・

匿名 さんのコメント...

まだ届いていないです