クダ2日目の朝、朝といえばお粥ですね・・
マレーシアには、ご先祖さまが中国から渡ってきた人達が多く住んでいます。ペナンは福建、KLは広東、クチンは客家(はっか)、ここクダも福建が多いそうです。福建は中国食文化の発祥みたいに言われています。今朝のお粥も、、プリプリの海老がた~くさん入って、、ウ~ンマかったデス!
中国系の人たちがたくさん集まって、店の外まで並んでいるテーブルが一杯。朝の食堂は集会場みたいな雰囲気、、その店の通りは緑に覆われて、まるで森の中にいるみたいです。その中の一本の幹にハートマークがありました。偶然が作ったアートですね^^
公園の周りなど、あちこちに朝市が立ちます。素朴な流通システムが市民の生活を支えています。売る人も、また買う人も生き生きとしています。このシャモも、既に誰かの手に渡っていますね、、野菜と一緒に逆さ吊りにされてお持ち帰り、今となっては、豪華夕飯のオカズにされてしまったハズ・・ですね。
庭で採れたバナナやマンゴー、野菜、自作のアクセサリー、はたまた薬草らしきもの、など等、ま~いろいろ並んでます。
このバナナ屋さんでモンキーバナナを買いました。値段はどれも1リンギ、やく26円です。早朝から店を出し、全部売れたら20リンギほどになりますね…こんな商売が、いつまでも続いていくといいですね。
その朝市で、一人のお年寄りに「マレー語できますか?」と英語で話しかけられました。「ごめんなさい、マレー語わかりません、日本からです」・・と突然!日本語で話し出しました~12歳まで日本のナカザワ先生に教わっていたそうで・・国旗掲揚の仕草をしながら「君が代」を斉唱しだして・・わ、わ~ビックリしました~^^;つづいて軍歌だったり、童謡だったり・・遠い記憶を辿るように、一生懸命に歌ってくれました。帝国陸軍の足跡が、、歴然と残っています・・ここにも、未だ。
このご老人、若くお見受けしたのですが、御歳82才!でした。
漁港の桟橋で元気な子供たちに会いました。目の前で、いきなりハタを釣り上げ、自慢そうにポーズを決めてくれました。手釣りの簡単な仕掛け、桟橋の板の隙間から糸をたらしての釣法です。きっと漁師の息子たちと思いますが、将来は立派な海の男になること、間違いなし・・ですね。
桟橋の脇で巨大ナマコの取引をしていました。ワタは既に開いてあって、あのナマコに違いありません。しかし、色合いが違うしデカすぎますね、、多分、乾燥ナマコに加工されるのではないかと・・?!
きょうPM3時半に、あのMAXが迎えに来てKKに帰ります。昼食後、まだ少々時間があり・・で、漁船をチャーターし、沖からクダの町を眺めることに・・・船上から、水辺にカンポン・アイル=水上部落が見えました。ボルネオは山岳民族と水上民族の2つが原点なんでしょうね、、マングローブが生い茂るWET LANDの至るところに水上部落があります。また、海上から見たクダは小ぢんまりとした町でした・・
今回の宿泊ホテル、THE UPPER DECK HOTELの玄関にあったプレートです。サバ州政府の肝入りで2002年8月・・にオープンとかなんとか、、一泊80RMポッキリでしたけど・・^^;
そのホテルのロビーにも、やっぱり「岬の特大写真」が飾ってありましたが・・この写真はランチを食べたレストランに掛けてありました。こんな竜巻に遭遇のチャンスなんて滅多にありませんよねー今回は壁の写真のみ・・^^;
この花は道路の分離帯で咲いていました。ポインセチアみたいですが、木性や葉が違います。名称不詳の神頼み、、沖縄の東南植物楽園学芸室から即答で教えてもらいました・・和名「ヒゴロモコンロンカ」学名「 Mussaenda erythrophylla」英名「Ashanti Blood又はRed-flag Bush」アカネ科で熱帯アフリカ原産とのことです。
やっぱり分離帯で咲いていました・・「ゴールデンシャワー」ですね。ゴールドのシャワーを浴びるなんてリッチですね~レインボウシャワーと並んでハワイなどでも良く見かけます。日本では沖縄の東南植物楽園で咲いています。
クダの町は車が少なく、散策するのも楽ちんでした。タクシーも殆ど走っていません、バスターミナル近くの路上に数台停まっているだけ・・。旧型のクラウンで、日本ではすっかり姿を消してしまったタイプですね。モノは大切に使いたいものです(^^)
KKへの帰途、とある田舎道に土産を売る小さな小屋が軒を並べていました。一本1リンギ、皮のまま焼いたトウモロコシが珍しいので買ってみました。昔々、、子供のころに食べたトウモロコシの香りを思い出させてくれました。
こっちは又別の場所、街道筋を車で行き交う人々のオアシスです。飲み物はほとんど1リンギ・・赤ちゃんを含め、家族総出の売店経営でした・・^^ここまで来るとKKまでもう少し・・途中、ドリアンを売る売店なども点在し・・一泊2日のミニトラベルでしたが、、やっぱり思い出深いものでした。
Gさん&Kさんご夫妻、お疲れさまでした~おかげさまで、楽しい旅ができました。素朴な人々に出会って、“旧き良き日本の昔”を辿るような旅でもありました。
3 件のコメント:
ボルネオ最北端の町KUDATの旅は穏やかで素朴な人達の生活の文化~営みが手に取るように伝わってきます。灼熱の太陽の下に咲く真っ赤な花”ヒゴロモコンロンカ”、~
ゴールデンシャワーこんな花が道路の分離帯に咲き乱れる素晴らしいクダの旅~皆さんお帰りなさい!!。
>yamacyanさん・・
さすが最北の町、、観光客が訪れることは殆どなさそう。余ほどモノ好きでない限り、ここまでやって来ることはないでしょうね^^;
ホテルのフロントで「観光名所」を尋ねても・・え~!?って、顔をされて、、で、貰った町の案内地図はモノクロのプリントでした。結局、最北端のモニュメント以外、観光スポットはないと思います・・そこが又、この町のいいところですね(^^)
コンロンカってハンカチの木だよね?! と
うちの母が申しております。
こちらのより花が大きめで色がピンクだから違う花に見えるけど葉は同じですよね~
それにしても、市場のおばちゃんにマレーのご婦人が紛れてても違和感なさそう!
(ゴメンナサイ^^;!!)
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