6/08/2012

ゴールデントライアングルへ


6月7日(木)チェンマイのホテルをチェックアウト。距離約380kmほどのタイとミャンマーそしてラオスが国境を接する「ゴールデントライアングル」に向かいました。TAXIのチャーター料金は3500B≒8750円ですが、4名で割れば随分お値打ち価格。
山岳地帯に入ると、日本流で云うとサービスエリアあって、なんと広場に温泉が空高く噴きあがってました。その傍らで鶏やウズラの生卵を売るオバさんが数人・・

ウズラの卵は6個入り一篭で20B=50円~で、ここに3分浸けて・・と云われ、高熱温泉にぶら下げてじ~っと我慢の茹であがりを待つ。

田舎道を進むと、その土地の産物を売る特設売店がよく現れます・・美味そうなトウモロコシが目にとまり止ってもらいました。茹でたてで甘くてうまかった~一緒に茹でタケノコも並んでました。

途中、何もかもが真っ白のお寺を見物~建物全体を漆喰で塗り固めたもので、青空の下ひと際眩しかったですね~

入り口で、境内は日傘はダメ!と云われました。たぶん漆喰が剥がれるのを防止するためですね。で、余りの暑さに「三蔵法師」の様な帽子を買いました。

このアイデア大変グッドと思いました~チャーターしたタクシーのシートカバーは何とポロシャツ。首に掛かっているのはジャスミンの首飾り。交差点に止まったとき売りに来たのを、20バーツで運ちゃんが買ってくれた。おかげで車内はず~っといい香り~粋な計らいですね

とうとうゴールデントライアングルまでやってきましたよ~パッケージツアでは多分来ない地点と思います。
川を渡った向こう側がラオス、上流側にはミャンマーが見えました。ここに来るまでは、山岳のケシ畑がトライアングルと思い込んでいたので、ちょっと意外な感じだった。川を挟んで三ヶ国が接する、というのが実はその謂れだったんです。

ここまで来て、向こう岸(ラオス)に行かない分けにはいきませんね。高速船をチャーターし船からの眺めを楽しみつつ三ヵ国の交差点を間近かにし・・当然ながら、ラオス側にはラオス軍の艦船がいたり、川を行き交う船は何故か3ヶ国の国旗を船尾に掲げていたり~川を挟んで縦横に走り回るのに都合がいい、のかな・・と!?で、とうとうラオスに上陸~↓

イミグレーションみたいなオフィスがあって、英語がなかなか通じなかったものの20バーツを払って入域チケットなるものを貰いました。正式のイミグレではなく、もっとも上陸30分後には出国しましたけど~^^~ハハハ!

ここは経済特区になっていて、カジノもあるそうです。ブランドのバッグや銘柄タバコも山のように並んでました~全て、何でもありの中国製コピー商品です。

郵便ポストもありました~LAO EXPRESSとなっていますが、LAOS=ラオスは英語読みのようで、タイ人などは「ラオ」と云ってました。ラオス語ではLAOだと思います。

ラオス側の船着場の近く、投げ網で魚を獲っていました。この画像の前方左側がタイ、中央がミャンマーで、右手前がラオスです。

国境警備兵・・帰りの船に乗るとき、「写真いいですか~?」「ノー!」って云われたので、ノンビリ~っと缶ジュースを飲んでいる~後姿をそ~っと撮らせていただきましたよ。

再びタイに戻り、オピューム(ケシ=アヘン)博物館を見物しました。ゴールデントライアングルのケシ栽培の歴史などが展示されています。

3ヶ国が接するゴールデンタライアングルのMAP。手前の黄色い部分がタイ、LAOSの向こう側は中国(上)、ベトナム(右)になります。

昔々、換金作物としてのケシ栽培が盛んだったころのゴールデントライアングルが絵画で展示されていた・・

ちょっとキモイけど、アヘン吸引の蝋人形がリアルだった~

KHUN SA(クーンサ)・・このお方が悪名高い親分さん。強力な私兵軍団で権益を守っていたんですが、最後はミャンマー軍に投稿しました。

タイの展望台からの眺め。ちょっと前に写っている緑色の中洲がミャンマー、右はラオスです。この川を溯ると中国に通じているそうです。

いろいろ見物して、今夜の宿は南へ80kmほど戻る方向のチェンライへ向かいました。
途中、2回も検問がありました。既に撲滅されたケシ栽培ですが、それでも尚、検問をしなければならない事情があるようです。怪しい車両は脇に寄せられてポリスの検索を受けていました。

飛び込み一軒目で決めたホテルにチェックイン。さっそく夕食のため町へ・・タイ3日目にしてとうとう食べた~トムヤムクン。ぷりぷりの大エビ入り、レモングラスなどハーブの香りよし、味、抜群・・!うんまかった~^^~

1 件のコメント:

ゆめこ さんのコメント...

真っ白なお寺、印象的ですね!
三蔵法師様も眩しいです(笑)

それにしてもこんな警備兵がゴロゴロいるような国境へ個人で行っちゃう日本人てあんまりいないでしょうね!
後ろ姿とはいえ、写真を撮っちゃうところがスゴイです^^;