6/25/2014

ウミガメの海岸

6月21日(土)
今回、旅の案内をして頂いたOさんの友人Aさんが、素晴らしい写真を
愛用のアンドロイド・スマホで撮っていました。早起きしてホテルの庭を散歩中に撮影したもの。
南シナ海に昇る朝日の逆光に、椰子のシルエットが際立っていますね。
そればかりか、プールに映ったシンメトリックな陰影が芸術的。つい、欲しい~!
っとお願いし、メール添付で送ってもらいました。
ホテル前を通る国道ですが、どこか長閑な田舎の風景です。
ココヤシがなかったら、日本の田舎道と勘違いしそうな景色です。
国道からホテルへのアクセス道。この先にセキュリティーチェックのゲートがある。
イスラムの皆さんのプール遊び。水に入るにも、やっぱり全身を被っていますね。
ホテルのパーキングロットで変な車を発見~!?ベタベタ張りついたA4のプリント
から推理すると、サークルで宿泊している学生たちのイタズラのようです。
先生の誕生日祝いのサプライズイベントみたい・・
この人を発見したらRM 1~の指名手配!!ですが、
実はこの人、今朝、隣りのテーブルで夫婦で山盛りのBFを食べていた~
お尋ね者の賞金=30円を貰いそびれた^^;~

(PM7時ごろに)亀が7匹ほど上陸。その内、3匹が産卵の真っ最中との連絡あり。
PM9時、Oさんの車で現地へ急行~!
(この写真はAさん撮影)
フラッシュ使用厳禁!などの制約があり、保護員のLEDペンダントライトのみが光源だ。
亀の周りを取り囲んだ参加者は、皆、固唾を呑んで見守りながら
様々な言語で質問が飛び出していた。
体のあちこちにフジツボが付着、保護員が取り除いているのを見て、誰かが英語で
それ何ですか?っと、その答えは「PARASITE=パラサイト」・・でした^^~!
このウミガメは35歳くらいで、一度のみならず数度に亘って上陸を繰り返し
産卵するとのこと。
種類は和名:アオウミガメですが、英語ではグリーンタートルと云うことです。LEDで
青く見えますが、実際は緑っぽい感じ。
信号の色もそうですが、ニッポンでは「あお」と「みどり」が
どうも曖昧のようですね。
このタマゴ画像もAさんがスマホで撮影したもの。産卵数は最大で170個の記録があるそうです。
これは保護センターで孵化した小亀。
ビーチで、参加者全員に一匹づつ手渡され、保護員の号令で一斉に放つイベントも。
そして、幸運にもこの海岸に戻ってこられるのは、1000匹の内ただ1匹との説明があった。
この子、戻ってこられるのかな・・?
渚に向かって一目散に駆けていった。
世界中から人々が集まってきていた。様々な言葉が飛び交っていた夜だった。
深夜12時近くになって、やっとホテルに戻った。

6月22日(日)
昨夜、ウミガメ観察で遅くなったのに・・今朝は7時までにBFを済ませて
ホテルのビーチで竿を出した。
OさんとAさんも、疲れを見せるどころか満面の笑顔で今朝は釣り見物。
実はこのお二人さん、大の仲良しで・・いつもお喋りが止まりません。ただし、
福建語なので何を話しているか!?
ザンネン!
まったく分かりません^^;~
もちろん、英語、マレー語、ニッポン語も堪能~凄いですね。
餌は昨日の残りもの・・イカの切り身。
Sちゃんが持っているのはイサキの一種。
地元の子供たちが興味深々・・集まってきた。
ゴンズイが釣れてきたら、すかさず子供たちから声がかかった・・
「スンビラン!」
スンビランはマレー語で数字の「9」
Gさんによると、ゴンズイもスペル違いの同じ発音とのこと。
餌取りが多いと思ったら、こんな蟹がかかってきた・・名称不詳。
昼前に
ホテルをチェックアウト。
クランへの帰途、クアンタンにあるAさんの親類が経営する水産加工会社を見物させて頂いた。
ナマコの加工がメインらしく、高級食材の乾燥ナマコの種類がガラスケースに陳列してあった。
これは魚の天日干し、マレーの食材に欠かせない「イカンマシーン」です。
イカン=魚、マシーン=塩
つまり、日干し塩漬魚。細かく砕いて、野菜炒めなどの出汁や味付けに使われています。
工場敷地の中で見つけた花、その一。目の前に南シナ海が広がっていた。
その二。
その三。
硬い細葉で先がかなり鋭利。名称不明ですが、話しによると鼠除けに使うのこと。
トゲトゲを恐がって鼠が近づかないそうです。触ると、やっぱりチクチクして痛かった。
途中、高速道のSAでランチタイム。
昼時とあってテーブルは満席状態。イスラムやインド系の人たちは
皆さん方、右手の指のみを使って美味そうに食べています。
これはGASステーションのセルフ給油表示です。
マレーではガソリンをイギリス式にペトロと云います。表示は25.945リットルで
54,48RM。1リットルで2.1RM=約60円ちょっとですね。
給油所には殆どの場合、売店が併設されている。給油と同時に人間さまの
エネルギー補給も可能。
YAMAHAやKAWASAKIの大型バイクのツーリング軍団も休憩していた。
クランへの道はKLを通過する。ツインタワーやKLタワーを遠くに眺めながら・・
ただ、きょうもKLはHAIZ(ヘイズ=スマトラ島の焼き畑農業の煙と云われている)が
酷かった。
KLのランドマークタワーは、ベール包まれて微かに見えただけ。
2014マレーシアの旅。
(つづく)

2 件のコメント:

osamukunn さんのコメント...

おはようございます。

いい旅していますね。
羨まし~い。

記事冒頭のAさんが撮ったホテルの庭の写真素晴らしいですね。
私のブログで紹介させて貰っていいですか?
当然、隠居ジジイさんの旅行記も紹介します。

ikkyu さんのコメント...

osamukunnさん、おはようございます。
今回の旅も早や半ば、いつも思うことですが、あとの半分はあっという間に無くなる感じがするんですよね。そろそろカエリタクナイ症候群発症の予感'◇'ゞ
貴ブログにてご紹介戴ける件、願ってもないことにて、よろしくお願いします。