6/24/2014

南シナ海の釣り

6月22日(日)
朝食の後、ホテルから更に30分ほど西のトゥレンガヌ州のCHUKAIへ向う。
その河口のカンポン(村)で、KEMAMANと云う漁村の道沿いに、
KEROPOK GORENGの看板があった。
車を降りて物珍しい顔のジジィに、地元のイスラムお姉さんが
「これ、どうぞ~」っと、手を差し伸べてくれました^^~
一口食べて「さつま揚げだー!」 ここの名産と云うことだった。
一口サイズの練り物を椰子の葉で包み、竹串に10個づつ・・それを炭火で焼いたもの。
手の込んだ「薩摩揚げ椰子の葉包み焼き」だ。
漁港らしい入江もない、閑散としたところだったけど・・
と・・ある漁師の家で釣り餌の事情を聞くと、麦イカみたいな小イカを30パイほど、
お金要らないよ!っと、タダで譲ってくれました~突然の訪問者にも
心からのご親切。ありがとうございます!
昼前に漁船が一艘、出港していった。ほんのちょっと下ったらそこは南シナ海だ。
その河口の朽ち果てそうな木造のJETTY(桟橋)に、地元の釣り人が数名いた。
え~っと!・・で、ちゃっかり仲間に加えていただいた。
そのタックルはかなりの太仕掛け、皆さんの餌はアジのような小魚だった。
これがオモリ。
30号ほどで、何故か機雷のトリガーの様な硬質の針金が4方に突き出ているシロモノ。
潮の流れに負けないように海底をしっかり捉えるため
との説明だったけど・・?
ここに出没する仲間の釣果写真が、べたべたと貼り付けてあった。
皆さん、自慢げにわーわー話してくれたけど、すんません!よく分からなかった。
全部ここで釣った獲物だそうです。
隣りのお兄ちゃんにヒットしたキャットフィッシュ(ニッポン名ゴンズイ)
上から見るとこんな感じ。
背びれと胸びれに毒があるので取り扱い要注意!
ただし、美味な魚でマレー料理には人気の魚だ。来るときに食べたランチも
この魚のスチーム料理だった。
インキョGGにヒットした鯛の仲間、の子供。
地元の精悍な釣り師、X君。
Gさんに来たゴンズイ。
屋根つきの桟橋だったけど可なりの暑さ。そんなとき、遠来の釣り師にさり気なく
差し入れてくれたのが、冷た~いジュース(ビニ袋入り)
ま~気心知れた釣り仲間として・・気持ちよく迎え入れてくれた心地がした。
ゴンズイはづ~っと陽射しの中に放置されたまま・・!?
で、腐らんかな~っと、心配したけど、
なんの躊躇もなく、貰っていきまーす!と、ビニ袋に詰めて一人がバイクで帰っていった。
現場の屋台で食べたランチ、カレー風味。さすがに漁村、新鮮なソトン(イカ)だった。
机の下で昼寝していた・・
椰子の葉陰で山羊も休んでいた・・
こんなんも釣れた~その名はコバンザメ!
村の釣り人に、リリース!リリース~!っと指示された~^^;~
ベテラン漁師の4人衆か?船の上で会議が始まった~
お、お~!でっかいぞー!桟橋がちょっとした騒ぎになった。
タモですくって、あがって来たのが・・これ!
名前は地元名でGANBOとのこと。マレーの魚市場でもよく見かける魚で大変美味いらしい。
前に調べたことがあり、日本名はツバメコノシロ
熱帯海域に生息。ただ、過去に伊勢湾と宮崎・日南で小さいやつを釣った経験あり。
オーストラリアでは高級魚に分類されるとの記述があった。
さて、きょうは夕方からウミガメの産卵観察会に参加する。
ウミガメが海岸に上陸すると、保護団体のスタッフからホテルに連絡が来るとのこと。
今夜のウミガメ・・さて!?
(つづく)

1 件のコメント:

ゆめこ さんのコメント...

釣りが結んだご縁!
何の違和感もないほど馴染んでますよ~^^

釣った魚は放置なんですね^^;

それにしても皆さんサービス精神旺盛ですね!