7/31/2011

Vinh Longへ・・(6月26日)

メコンデルタの田舎町、ビンロンへ向かいました。
ホーチミンで2泊・・きょうは北か南か?さてどっちに~!?ホテルのフロントにいたスタッフに「行くところ決めてない・・けど、何処がお奨め~!?」と聞きました。「ボクの故郷、ビンロンいいところですよ」っと、いうので即決定!ミニバスに飛び乗っていざ・・ビンロンへ~
先ず、左を向いてパチリ・・ミニバスの運ちゃん。車はベンツのバンです。
右を向いてパチリ・・これはご婦人のお客さん。 
 後ろの客席を向いて一枚・・こっちは日本人らしいお客さん・・
と、いうことで、客席満員のため運転席横のしかも助手席中央に座らせられているわけで・・これはちょっと窮屈~しかも、運ちゃんと隣のご婦人がベトナム語の大声で喋りまくり~
 途中、トイレ休憩になったので・・早速、席を変わってもらいました~窓際の席にねー!
休憩場所でピーナツの茹でたのを売ってました・・もちろん買いました~ 食べだすと止まらない、茹で落花生~
 道中、橋を何度も渡りました。大きいものや小さいものやいろいろ~、蛇行する川の支流が無数にあるメコンデルタの宿命ですね。ま~、そのおかげの水運も繁盛しているようですが・・
道端の大看板です。日本が弱くなっている東南アジアですが、珍しくSANYOとKUBOTAを発見~!ただ最近の報道で、SANYOもとうとう中国のHAIER (ハイアール)に買収されることになってしまいましたね・・
 ミニバスの運ちゃんにホテルまで送ってもらいました~ミニバスのシステムは、決まった停留所がなく、適当なところまで迎えに来て、必要な場所まで送ってくれるのがグッドです。
このホテルは、ホーチミンのホテルのお兄ちゃんに聞いていた、メコンのリバーサイドCUULONG(九龍)HOTELです。あの時、お兄ちゃんに予約を頼むと、電話代が要るから向こうでOK~!と、いうことでBOOKINGなしのチェックインでした。
 Vinh LongはGoogle Mapを拡大しても出てこない小さな町。ホーチミンの喧騒と比べると静かないいところ~でした。チェックインして直ぐにドリアンを求めて町にでました・・
そうそう、、この中身が黄色いやつがウマイんですよ~^^~っと、ビンロンのおばちゃんも指差していますね・・
市場の中へ・・昼時が過ぎていたのに~お客がいっぱい!こういう店が美味いんだよねー
 ・・で、ビーフンを注文~ただし、トッピングは全く不明!・・で、店のおばちゃんにオマカセ~
 ビーフン屋台の隣りのドリンク屋。こっちも皆さんがうまそうに飲んでいたので連鎖注文~中身は何だかさっぱり分からずじまい、ただビーフン食べあとの口ざわりが大変よかった・・
 決して豊かとはいえないベトナムの庶民生活ですが・・市場には新鮮野菜が豊富に並んでいました。熱帯の果物、河の恵みの鮮魚も豊富。
 ゴーヤーは爽やかな黄緑色。苦り過ぎを感じさせない柔らかそう~なものでした・・
 ビンロンの町滞在記・・つづく

7/28/2011

ホーチミンの夜・・

ホテルの窓から眼下にメコンが見えたので・・ホーチミン2日目の夕方、リバーサイドのレストランへ夕食に向かいました。川岸にイルミネーションを飾り付けた大きな船がいて、結構賑やかな雰囲気・・どうやら船上レストランの様です。セーラー服のスタッフに「予約してませんけどいいですか~?」・・で、どうぞ~っと・・UPPER DECKに案内してくれました。
 3階構造の船で、1~2階は団体さんらしい観光客でいっぱい・・3Fのデッキはどうやら個人客のテーブルのようです。クルーにセットメニューを注文すると、何やら渋い顔・・このデッキでは安いセントメニューは扱っていないとか何とか・・。そこを何とか・・と念押しすると上司に相談の上OK~!となりました。
 セットメニュー最初はシーフードスープ。次にこの蒸しエビ(Tiger Prawn)が出てきました・・
 サイコロステーキ、レモンソース・・・ベトナム風春巻きも出てきました・・
これは フライドチキン・・
ホットポットです。暑いところで味わうホットな鍋料理、暑い熱い・・フィニッシュには日本と同じ、やっぱり麺を入れて・・
これは何とドクダミ~!そう、あの臭い臭い漢方薬のあれです・・ベトナムでは生野菜として普通に 食べられているようで、これにはちょっと驚きでした。
 これが本日のメニュー。デザートはフレッシュフルーツのアソートが・・このメニュー全七品でお値段は15US$=日本円1200円(クルーズ込み)でした。
食事が終わると、一時間のメコン・ナイトクルーズへ。デッキを渡る風が心地よく、ホーチミンの夜景が川面に映って奇麗でした。こんなイルミネーションのクルーズ船とすれ違いました~
次はベトナム南部の田舎町ビンロンへ向かいます・・つづく

7/24/2011

ホーチミン市内観光・・(6月25日)

ホーチミンのホテルはネットで予約したLinh Hotel。コンパクトながらアットホームなホテルでした。そのフロントでシティツアーを頼みました。シティツアーはあちこちのホテルからお客をピックアップ・・で、様々な人種が集まります。この日、偶然にもペナンからの新婚さんと一緒になりました。
最初に行ったのがベトナム戦争博物館。WAR REMNANTS MUSEUMとなっていたのでベトナム戦の残物、遺物の博物館ということですね。アメリカ軍の戦闘機や戦車など多数が展示してありました。
 これはB52戦略爆撃機の破片と説明にありました・・
B52と言えば、当時沖縄からベトナムに出撃したことでも知られています。ネットで検索したら、1965年7月30日付の琉球新報朝刊に、30機のB52が沖縄から初出撃で飛び立ったことが掲載されています。
 初老の白人が一人、アメリカ軍の戦車の前で何か感慨深そうに座っていました・・っと、そんな風に見えたのですが!?
 こちらはベトナムの小学生の団体さん・・社会見学の一環でしょうか~
 いまは遠い昔のことになったのでしょうか・・今のホーチミンは活気に溢れています。洪水の様なバイクの流れがベトナムの凄まじいパワーを表しています。
街角スナップです。バイクにマンゴスチンを積み街路で営業中~1kg20000ドン・・ここはマンゴスチン通りかな~?こんなバイクがきっちり50m間隔でたくさん並んでました~
世界の先進国では電柱の地中化が進んでいて、欧米では空に電線を見ることは殆どありません。日本の地中化率は7%です、見上げると電線で空が真っ黒はご存知の通り。ここベトナムでも日本顔負けのクモの巣状態~しかも200Vと電圧が高いので危ないですね・・
 独立宮殿です。フランス植民地時代に、フランスの官僚のために建てられたもので、南ベトナム時代には大統領府でした。1975年4月、北ベトナム軍の戦車がここの門を破り突入しサイゴンが陥落しました。当時、その映像は一つの国が消滅した瞬間として、世界に配信されたそうです。
 大統領府要人の脱出用ヘリが、今も展示してありました。アメリカ軍やベトナム政府要人は、サイゴン陥落時、アメリカ第七艦隊の空母に向け大挙して脱出します。ただ、陥落のたった2日前に大統領に就任したズオン・バン・ミン将軍は捕虜となり、北ベトナム軍により放送局に連行され降伏の放送をさせられたそうです。
当時、最初に大統領府に突入した北ベトナム軍の843号戦車。サイゴン陥落の象徴として敷地内の通路に展示してあります。
 サイゴン大教会。今はホーチミンとなったサイゴンですが、「サイゴン」の名は今もあちこちに歴然と残っています。
ここは中央郵便局。観光スポットが少ないホーチミンながら、この様な植民地時代の名残りの建造物はよく見かけます。建物と同様、フランスパンもその時代を映すかのように大変美味いです・・
ここでは、日本人観光客の姿をちらほらと見かけました~
 ベトナムの旅・つづく

7/21/2011

陸路、国境超え・・(6月24日)

プノンペン発ホーチミン行きの国際定期バスに乗りました・・AM8時半発~ホーチミンにPM2時半到着予定です。
プノンペンで泊まったホテルのスーパーバイザーに、国境を超える際に大変都合がいいので「MEKONG EXPRESS」にしなさいよ、と言われていて・・そのチケットカウンターでパスポートを提示し、12US$の、この"International bus ticket"を受け取りました。
 このバスの名称は"Mekong Express Limousine Bus"。チケッティングオフィスの屋根の大看板に"All buses made in Japan"が掲げてありました。HYUNDAIのバスが殆どのカンボジアですが「メイド イン ジャパン」の神話がちょっとだけ残っている感じ・・がしました~
 運転手の他に、車掌も乗務していました。道中、カンボジア語?と英語で様々な留意事項や、観光ガイドさんみたいな案内もしてくれたりしました・・
 12ドルの料金に含まれていたのが、このちょっとしたお洒落なケーキ・・他に、ペットボトルの水一本がついてきました。
途中、バスはフェリーでメコン河を渡りました。フェリー待ちの乗客目当てに広場には多くの店が 立ち並び、地元民が頭に果物などを乗せ「これ買って~!」と必死に迫ってきます・・
フェリー乗り場といっても、しっかりした岸壁があるわけではありません。その理由は、メコンの水位は年中大きな変化があるからですね・・きょう接岸したところですが、ちょっと前は川の底だったのかも知れませんね~
ベトナム国境のちょっと手前でランチタイムになり~で、クメールヌードルなるものを注文しました。
 これがその料金表です。カンボジア・リエル=4千、ベトナム・ドン=2万、アメリカ$=1でした~で、日本円では80円です・・そっくりそのまま為替レート表みたいですね。
携帯電話会社の大看板の下に道路標識があり・・直進方向ベトナム~ホーチミンまで80kmとなってました~
ここはカンボジアのパスポートコントロールです。出国は意外と簡単、日本国のパスポートとEDカードの半券ですぐにパスできました。ただ、いつものこと乍ら何かの不都合で随分長~くかかっている方もいらっしゃいますが・・
当然ながら、ここを通過すると直ぐにベトナム入国検査になります・・ここで「メコンエクスプレス」の真価が発揮されました~検査の行列を尻目にさっさとスルーできました^^~なにか特別な仕掛けがあるのでしょうか・・!?スーパーバイザーの助言通りでした。出入国検査ののエリアでは、写真撮影が禁止されています。バスの中からこっそり撮りました・・ごめんなさい!
 ベトナム領に入って間もなく、とある交差点で白いトラックがバックしてきたと思ったら「ガシャーン」バスの横っ腹にぶつかってきました。ボディーが凹み窓ガラスが割れ・・
 交差点の真ん中と言うのに・・なんだかんだの交渉も全く進展なし・・
 延々2時間半が経過したところで、ホーチミンから代替バスがやってきました・・
 交差点の真ん中で降ろされた乗客は・・迎えのバスに乗り換えました~ 旅にアクシデントはツキモノですが、ま~大事なかったので「よかった」です~^^~
長旅とちょっとしたアクシデントでお疲れ~っということで、ホテルにチェックインし夕食のため街にでました。めぼしいお食事どころを探していると「日本料理」の提灯が目に留まり・・この旅で最初で最後の日本食ありつきました^^~
こっちはカツ丼。マレーと違って豚肉OKのベトナムならではの本物の豚肉の丼でした・・もちろん美味かった~
日本料理「はる」の入り口。日本人のビジネスマンらしき 仲間が2組、ビールを飲みながら談笑していました・・
ベトナムぐるり旅が始まります・・
(つづく)