アルバムの写真をスキャンしようと思っても写真はアルバムにベッタリ貼りつき剥がれてきません・・で、アルバムのページごと無理やりにスキャンしました~
43年前と言えば「大昔」ですね・・旅立つ前にアルバムを開いた分けでもないのですが、撮影ポイントというかカメラマンのシャッターの押しどころは半世紀経っても大差なし~!意外に同じ様な写真がありました~^^~
写真は全て左が昔、今が右側です・・
外堀を渡り第一回廊をくぐったところです・・石の塔の形を見る限り、幸いにして今昔変わりがありませんね・・ただ、昔は見物客もまばら、今はというと韓国語~中国語が飛び交う中での遺跡めぐりでした~
熱帯雨林特有の巨木が遺跡の上に根を下ろしている画像です・・両方をじっくり見比べました。角度がちょっと違いますが明らかに同じ画面です。自然界の出来事は半世紀くらいではそんなに大きく変わるものではないことが分かりました。
ここはアンコール・トムの門です。アンコールはクメール語で「街」トムは「大きい」だそうです。クメール王朝が繁栄した時代、この城壁都市の中で何万の人々が暮らしていました。
アンコール トムの回廊の石のレリーフです・・昔の人々の暮らしや戦などが石彫で遺されています。半世紀前もやっぱり「魚」のところを押さえていました~^^;~今回の画像と比べて傷痕などから「明らかに同一」と思われる画像をデジタル処理で重ね合わせると「ぴったり一致」しました。
左は半世紀前に宿泊したホテルです。右は現在で「GRAND HOTEL SIEM REAP」です。このホテルには強い思い出があり・・旅行後、暫くしてあの内戦が勃発~ホテル壁面が銃弾で穴ぼこになった写真が新聞に掲載されました。その新聞を保存した筈ですが、今回あらためて探したものの、ついに見つからず・・ザンネンでした。ただし、このホテル正式名称が"RAFFLES GRAND HOTEL ANGKOR"というのがネット検索で判明~!よくもま~知らなかったとは言え「ラッフルズ」なんかに泊まったもんだ・・とあらためてビ~ックリ!因みに一泊料金を検索するとスタンダードで3万7千円~4万円~で、再びビーックリ~!
アンコールワットは長くジャングルに埋もれていたのを、フランスの探検家が世界に紹介して有名になったそうです。
その前に既にここに至った日本人がいた証拠の落書きがあります。それは石の柱に残されていて・・43年前はこの墨書きの氏名や年号「寛永年間=江戸時代初期」などがはっきりと読めました・・・残念ながら、今回は判読不明!歴史的落書きの上に、さらにイタズラ書きというか、意図的に判読できない様にしてありました~
このホテルはプノンペンのホテルです・・
半世紀前の記憶を頼りに、今回のプノンペンで探しだそうとしたのですがホテル名を何故か「キャピタル」と勘違いしていたため発見できず。帰ってからアルバムを見て、Monoromと判明、NET検索したらいまも健在、しかも4スターの立派なホテルになっていました。(右はNET画像をDL)
このホテルはポルポト時代に「閑散となったプノンペンの町」という報道写真に載ったのを覚えています。がらがらになった大通りの象徴として新聞に載ったのです。
この画像はオマケ・・右の写真には自分でも大笑い~^^;~「人に一瞬の変化あり岩如何とも動かず」とでもいいましょうか~^^~はははっ!
飛行機の進化も早いです・・左は「ROYAL AIR CAMBODIA」のダグラスDC3型機。プノンペン~シェムリアプ間を飛びました。昔の花型機ですが、右のホモサピエンス同様今はどこかの博物館でしか見ることは出来ませんね。
アンコールワット・カンボジアは、まだまだ長い物語りにつき・・次につづく
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