6/20/2015

2015年夏・沖縄の旅_04(カミナリと天然モズク)

6月20日(土)雷雨のち曇り。

今朝は強烈な雷鳴に驚きました。
雨も半端なものじゃなく、ドッシャ降り。で、窓から見える名嘉真川に真っ赤な泥流が・・。
 こんな濁流となって、あのサンゴ礁の海に流れ込んでいるのです。
この地点から下流約100mで海。
案の定、海面は真っ赤に変色していた。開発規制で、こんな状況は少なくなったそうですが、
この現状を目の当たりにすると、珊瑚に申し訳ない気持ちになります。
 午前10時ころに雨があがった。
きょうは旧友N&Sさんが我々のために計画してくれた、沖縄北部の古宇利島見物。
その後、天然モズクの採集へと向かう予定。
先ず我が家にあがってもらい、近所のオバアの店(雑貨屋)で買った
BLUE SEALでおもてなし^^;~?!
古宇利島に立派な観光施設Kouri Ocean Towerが誕生していた。
昔、この島へ来たときはフェリーだった。10年前に本島とは巨大な橋で結ばれた、とのこと。
アクセスが便利になり、多くの観光客が訪れるようになっていた。
案内してくれたのは、今ではここの広報担当のKさん。やっぱり旧知の仲間です。
琉球大大学院卒の才媛で専門は「マングローブ」ヤマトの出身ですが、
今では立派なウチナンチュ!
 センチュリープラントが一本。
青空に聳えていたら、もっと立派に見えるんですが・・
施設内、貝の博物館。
数万点の貝が所蔵されていて、その展示方法やサンゴ礁の海を演出する
照明効果が素晴らしかった。 
 この貝、全て天然の色とのこと。思わず落ち葉の季節を連想してしまった。
 この柔らかいブルーが効果的。
 ジュエリーショップのSHOWケースみたい・・?
ホネ貝の仲間・・ 
 偕老同穴。
 ハート貝。
 とに角、ブルー。紺碧の海。
 ・・で、展望タワーから望む海は、ちょっとザンネン!曇り空。
日射しさえあれば、こんなもんではありません。ナポリの青の洞窟も真っ青、の青の筈。
 レストランで戴いたクアトロフォルマジのようなピザを5名でシェア。
ふんわりトロトロ、チーズも美味かった。
 グリーンカレー・アグーも旨かった。
 Kさんとお別れし、モズク漁場に向う途中でのこと・・スゴイモノを発見!
30mほどのブロック塀に展示されていたモノとは・・?
それは夥しいウキ。
なんでも、海岸に流れ着いたウキの収集品~ここの主の趣味らしい。
でも、それだけではない様な気がする。
展示と云うより晒しもの、釣り人への警鐘かも?!
モズクの海岸に着きました。 
 そこにはアマモの群生。日本で唯一、ジュゴンの生息する沖縄。
その大好物がこのアマモと聞いている。
セントレアでも最近ちょくちょく見られる様になったが、汚れた海には育たない植物である。

そのアマモに紛れて、こんな巨大なナマコが。
 ヒトデ・・
 目を凝らすと、コバルトスズメなど原色の小魚が群れている。
コブシメの幼生が遊んでいたり、
時には大きなタマン(フエフキダイ)も突進したり、やっぱり沖縄の海スゴイな~と思う。
 すごいなー!と思うのは、天然モズクがたくさん採れちゃうこと。
  こんなヒトデや・・
こんなマンジュウヒトデもいたり・・ 
 超・長~~い、こんなナマコもいたりする。
 海岸の岩場に生える、沖縄原種のアスパラガスとNさんが教えてくれた。
 帰路、こんな施設に立ち寄った。
 JAXAの宇宙通信所。
 本日のモズク漁は、4名合計で約3キログラム。軽く水洗いの後、冷凍保存で
鮮度保持OKとのこと。滞在中に3キロ、ちょっと多いかもね。
さっそく試食。天然生モズク、うんま~い。つるつるつるつる
ほんと、美味いなー!!
2015年夏・沖縄の旅(つづく)

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