6/24/2015

2015年夏・沖縄の旅_08(ハーブ農場と釣り)

6月24日(水)曇り。

熱帯有用植物を研究し、実際に都会の消費地に向け出荷している
Nさんの手掛ける農場を見学してきました。

沖縄からのハーブ類の出荷は、亜熱帯の特性を生かし主に冬場とのこと。
今は休眠状態、と云っても畑では青々と生育している様子だった。
バジル、セイジ、オレガノ、フェンネル、タイム、ローズマリー、チューインガムの香りの
ペパーミントなど、知る限りのハーブ全てが揃っているようだった。 
 このイタリアンパセリは、ちょっと暑さ負けの状態か、良くみると葉やけが・・
フィールドの隅っこに、レモングラスも。 
 こんな美しいハイビスカスも、普通に何気に咲いている。
 こっちはゴーヤ。
Nさんの説明に、なるほどね~!っと感心したこととは・・?
沖縄に於いて、避けて通れぬ自然の脅威、台風。
それを回避することは不可能!ならば・・と、一列4ヶ所のジョイントパイプを順に
外していくと、ゴーヤのネットが折りたためる仕掛けになっている。
で、台風一過を待つ。
 ゴーヤが出荷を待っていた。
 ハウスの中でもハーブが旺盛に育っていた。
 これはタイ茄子(タイの茄子)で、黄色に色づくと皮が硬くなるとのこと。
で、緑の内に出荷するという。揚げても煮ても、実が崩れないのが特徴といわれる。
 タイ茄子の花。やっぱり茄子の花ですね。
 このハウスにも、きっちり台風対策が施されている。
手動式ながら、台風接近時にビニールを巻き取ってしまう。猛烈な暴風を防ぐ
手立ては無い。ならば、との最善策・・ですね。
これはタイチリの発芽。
緑色で小振り、猛烈に辛いタイチリは、昔、バンコックのタイレストランで
酷い目に遭った記憶あり。
とに角、激辛。
Nさんの農場を後にして、うるま市の石川漁港に向かった。
久しぶりに「刺身定食」にありつくためなんですね。

漁港の岸壁に釣り人発見!
ランチはさて置き、暫し見物。このオヤジさん、なんでも雨降り以外は毎日ここへ
出勤してくるらしい。
 釣り人同士の交流会に、花が咲いたのは云うまでもありません。
岸壁から下ろしてあった網の中にガーラの子どもが6匹ほど入っていた。
時々デッカイのも回って来るよ、と。
  昼時になって、Nさん推奨の漁業組合婦人部の食堂へ。
立派とは云えない店構え。けど、ここは漁港の岸壁~よそモンがやってくることはない。
されど店内にはお客がイッパイ。たぶん皆、近所の常連さん。
刺身定食、1500円(税込)スゴイ質量~!そして勿論、新鮮。 
 向かいには鮮魚売り場。だけどザンネン!水曜日定休だった。
静かで小振りな石川漁港。前方の四角い建物は室内競技場、その向こうにグランドあり。
昔、ドラゴンズがキャンプで使っていた施設。だけど、今も使っているのかな・・? 
 刺身定食で満腹!
宿に帰り着くと、オーナーSさんの愛犬フェニックスがシッポを振って
出迎えてくれた。と、Sさんも現れた。
「今から行こうか?」 「いくいく~!」っと、即時決定の初出漁。
 道路の向こう側。砂浜にSさんの舟があった。
 2人がかりで引っ張り出して・・
 いざ出港!
と云っても、手漕ぎのボート。公園の貸しボートと同じくらい。
沖といっても、すぐそこ。
 エサも仕掛けも、全てSさんにオンブにダッコ!
 仕掛けは、沖縄胴突というもの。3本針のサビキ風。錘は5号くらいだった。
一投目、ビビビっと乗ってきたのはトラギス? 
オジサンとトラギスがダブルで・・ 
 これはアヤビカー。和名はロクセンスズメダイ=ヨコジマが6本のスズメダイ。
 伊勢湾と沖縄の釣りについて、舟の上の交流会開催。
エサ切れとなって撤収。
岸に向かってギーコギーコ櫂の音。手助けも出来ず只見てただけ^^;~
 ・・でまた、陸にあげました。
 鍵を抜いておこう。
その鍵とは? なんと、真鍮製の栓(ネジつき)だった。
当然ながら、鍵なしで漕ぎ出したら浸水転覆間違いなしです。
「な~るほど!」っと感心。
 本日の釣果。オジサンが一匹とアヤビカー多数。その他の熱帯魚はリリース。
思わぬお誘いで海に出た。
曇り空だったけど、
伊勢湾の日焼けの上に、沖縄の日焼けがまっ赤っかに乗っかっていた。
いや~たいへん、腕も足もヒリヒリする~!
2015年夏。沖縄の旅(つづく)

0 件のコメント: